東南アジアキターブ比較研究会のお知らせ

上智大学アジア文化研究所では、以下の要領で「東南アジアのキターブ比較研究会
:テキストと儀礼からみる東南アジア・ムスリムの来世観」(アジア研究セミナー)
を開催いたします。ご関心のある方は、ぜひご出席くださいますようご案内いたし
ます。(川島緑)

2019年10月6日(日)10:00 – 18:00
上智大学四谷キャンパス中央図書館6階L611号室
(中央図書館受付で上記研究会出席の旨、連絡してご入館ください。)

プログラム
I. 報告
10:00 – 10:45 茂木明石(上智大学アジア文化研究所客員所員)「ガイティー著「預言
者のミウラージュ物語」についてのカルユービーとダルディールの注釈の比較検討」
10:50 – 11:35 吉本康子(上智大学RPD)「死者儀礼からみたチャムの霊魂観」(仮
題)
11:45 – 12:30 塩崎悠輝(静岡県立大学)「楽園に至る道を示すマレー語スーフィー詩
の歴史的発展 ハムザ・ファンスーリーの『純粋な鳥』からナワウィー・アル=バンタ
ニーの『マウリド・アル=バルザンジー』への注釈まで」
(12:30 – 13:30 昼食休憩)
13:30 – 14:15 菅原由美(大阪大学)「マレー語版Daqa’iq al-Akhbarにみる天国と地
獄」
14:15 – 15:00 久志本裕子(上智大学)「19世紀パタニのキターブKashf al-Ghaibiyah
における天国と地獄の描写とハディースの引用」(仮題)
15:10- 15:55 川島緑(上智大学名誉教授)「20世紀前半マラナオ語終末論テキストに
みるマレー語キターブKashf al-Ghaibiyahの影響とその他の要素」

II.映像上映と解説
16:00 – 17:00奥島美夏(天理大学)「ボルネオ島、ティドンの宗教儀礼」

III. 17:00 – 17:50総合討論

科研「東南アジアのキターブ比較研究」(2017-19年度:代表:川島緑)主催、
上智大学アジア文化研究所「文化遺産の学際的研究」プロジェクト共催

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