東南アジア学会第106回研究大会プログラム

(2024年12月5日更新)

日時:2024年12月7日(土)・8日(日)

会場:大阪大学 箕面キャンパス

開催形態:対面を重視したハイフレックス形式

(発表者は原則として対面参加をお願いします)

本大会は、大阪大学との共催で実施します。

 

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※プログラム全体のタイムテーブルとOpenSEA発表者一覧はこちら↓
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【1日目】 12月7日(土)

【A会場】1F大会議室(Zoom Room 1)

9:15 開室

9:30-9:40 開会の辞:菅原由美(会場校・大阪大学)

 

 パネル1 上座仏教社会における高齢者のウェルビーイングと宗教実践: 女性高齢者の仏教実践とその多様性[報告要旨]

9:45-11:40 代表:速水洋子(京都大学連携教員)

 

【B会場】603(Zoom Room 2)

自由研究発表第1セッション[報告要旨]

司会: 鈴木伸二(近畿大学)

9:45-10:20 タイ式民主主義の浮き沈み

玉田芳史(放送大学京都学習センター)

10:25-11:00 マニプル州内戦への道と「ミャンマー・ファクター」

村上武則(東京外国語大学AA研 ジュニアフェロー)

11:05-11:40 「科学の大東亜共栄圏」構想の具現化: 南方科学委員会の研究成果(1943.11~1944.2)

小林和夫(創価大学)

 

【C会場】632(Zoom Room 3)

自由研究発表第2セッション[報告要旨]

司会: 森下明子(同志社大学)

9:45-10:20 ラオス山村における労働交換: 不参加世帯の実状

福島直樹(京都大学 CSEAS連携研究員)

10:25-11:00 現代フィリピンにおける社会的リアリズムの実践と美学: アート・アクティビズムを事例として

丹羽理(京都大学 博士課程)

11:05-11:40 「死者への供物Pati Kaa Ata Mata」: インドネシア・フローレス島の人々は前代未聞の出来事とどのように折り合いをつけているか

青木惠理子(龍谷大学 龍谷大学研究員)

 

11:40-13:00 昼食休憩

 

【A会場】1F大会議室(Zoom Room 1)

 

 パネル2 上座仏教社会における高齢者のウェルビーイングと宗教実践: 功徳と自利・利他の概念[報告要旨]

13:00-14:55 代表:速水洋子(京都大学連携教員)

 

【B会場】603(Zoom Room 2)

自由研究発表第3セッション[報告要旨]

司会: 左右田直規(東京外国語大学)

13:00-13:35 稲と交易をめぐるベトナム(越南)との関係に関する琉球史料と祭祀伝承: 中国史料、マレー伝承との照合

新江利彦(東洋大学アジア文化研究所 客員研究員)

13:40-14:15 超高層の環太平洋史: 日本の対インドネシア戦後賠償建築

山下嗣太(コーネル大学 博士課程)

14:20-14:55 マラッカ海峡を挟み〈ブミプトラ〉が辿った異なる歩み: 名づけと名乗りの政治学

加藤剛(東洋大学アジア文化研究所 客員研究員)

 

【C会場】632(Zoom Room 3)

自由研究発表第4セッション[報告要旨]

司会: 中谷潤子(大阪産業大学)

13:00-13:35 インドネシアにおける刑事司法改革に関する一考察: 修復的司法の導入をめぐる議論から

神内陽子(名古屋大学)

13:40-14:15 親密圏と公共圏を架橋する「つくられた伝統」: インドネシアの地域住民が持つ政治参加信念としてのムシャワラとゴトンロヨンに着目して

大庭フランシス光瑠(広島大学 博士課程/日本学術振興会)

14:20-14:55 リベラル派イスラム思想の展開と「インドネシア女性ウラマー会議(KUPI)」

大形里美(九州国際大学)

 

【A会場】1F大講義室(Zoom Room 4)

15:00-15:10 受付:参加者ログイン後、名簿と照会のうえ、入室許可手続き

15:10-16:10 会員総会

 

【A会場】1F大講義室(Zoom Room 5)

16:20-17:20 OpenSEAライトニングトーク

※報告要旨は「OpenSEAポスター発表」の項参照

  1. 多嶋花帆(東京大学大学院 博士課程)洪水後の水系感染症罹患における行動要因について: 2020年洪水、西ジャカルタを事例に
  2. 尾上大和、佐藤理乃(宮城県仙台二華高等学校 2年)カンボジアの農村における生活の実態とその課題解決へ向けた取り組み
  3. Bella Rousady(慶應義塾大学大学院 修士課程)インドネシア・東ジャワの村落部における高齢者が紡ぐ人間関係
  4. 小川絵美子(東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所 ジュニア・フェロー)タイのローカル寺院における信仰対象物とアートの交錯
  5. 石川航(立教大学大学院 博士後期課程)2021年クーデター以降のミャンマー国民の世論: Facebookを活用した調査から見える市民社会の抵抗
  6. 新井悠子(東京外国語大学大学院 博士後期課程)仏領期ベトナム女性誌にみる結婚をめぐる議論の一考察: 1930年創刊『婦女時談』の言説分析を通して
  7. Clément Hennet(慶應義塾大学経済学部 4年)ジャカルタの低所得者コミュニティにおける水害レジリエンスと家計貯金
  8. 溝口聡美(同志社大学大学院 博士課程)日本占領下旧オランダ領東インドで生まれた子どもたち: 日本、朝鮮半島、台湾出身の父を持つ子どもたちの父親探しと自己認識の変化
  9. 宮浦智樹(東京農業大学第一高等学校 3年)東南アジアにおける小児医療と健康保険制度の現在: インドネシアの歯科衛生環境の実態を通して

 

3F生協

17:30-19:00 懇親会

 

2日目】 128日(日)

【A会場】1F大会議室(Zoom Room 1)

8:30 開室

 

自由研究発表第5セッション[報告要旨]

司会: 伊藤未帆(神田外語大学)

9:00-9:35 フィリピンのブラック・ナザレーン信仰における宗教コミュニティーHijosの信仰実践: 教会と信徒の枠を超えた信仰運営の日常

松崎準(大阪大学 博士前期課程)

9:40-10:15 ミャンマー仏教瞑想運動の現在を追う: パーアウッ瞑想法による集中力の復興

川本佳苗(東京大学/日本学術振興会)

10:20-10:55 カーディリー教団ト・キーセ派の広がり: ムハンマド生誕祭からの考察

柴山信二朗(帝京平成大学)

11:00-11:35 千の唇、百の舌: エンデの妖術と日本のいじめ

中川敏(大阪大学 名誉教授)

 

【B会場】603(Zoom Room 2)

パネル3 情報化時代における東南アジア辺境社会のガバナンスのゆくえ: 「持続可能性の罠」に着目して[報告要旨]

9:00-10:55 代表:生方史数(岡山大学)

 

【C会場】632(Zoom Room 3)

パネル4 インドシナにおける脱農化と帰農化の社会経済史 [報告要旨]

9:00-10:55 代表:高橋昭雄(東洋文庫)

 

11:35-13:00 昼食休憩

 

【A会場】1F大講義室(Zoom Room 5)

12:45 開室(一般公開)

13:00-17:00 大会シンポジウム「日本のなかの東南アジア: 移民第二世代に注目して」[報告要旨]

(共催: 大阪大学大学院人文学研究科附属 複言語・複文化共存社会研究センター)

  1. 松村智雄(大阪大学)趣旨説明
  2. 近藤美佳(大阪大学)在日ベトナム人家庭における『認識されないもの』
  3. 瀬戸徐映里奈(近畿大学)在日ベトナム人第二世代にとってのベトナム経験の意味
  4. 梶村美紀(国立民族学博物館外来研究員)日本定住ビルマ/ミャンマー人2世のアイデンティティ形成: 出自へのこだわりと日本への親近感に着目して
  5. 矢元貴美(大阪大学)フィリピンにルーツを持つ子どもの「つながり」の活用
  6. 永田貴聖(宮城学院女子大学)在日フィリピン人たちのトランスナショナルな実践
  7. 中谷潤子(大阪産業大学)在日インドネシア人によるインクルーシブな宗教コミュニティの形成
  8. 高畑幸(静岡県立大学)コメント

 

17:00-17:10 閉会の辞:長津 一史(東南アジア学会会長・東洋大学)

 

【ポスター会場】記念ホール

OpenSEAポスター発表[報告要旨]

  1. 下岡麻美(大阪大学大学院連合小児発達学研究科研究生)アーティストではない民衆が街頭で行うアート・アクティヴィズム
  2. 多嶋花帆(東京大学大学院 博士課程)洪水後の水系感染症罹患における行動要因について: 2020年洪水、西ジャカルタを事例に
  3. 臼井諒(同志社大学グローバル地域文化学部 3年)バリ島における合同火葬式の儀礼的完全性と宗教的・社会的意義
  4. 金井貴佳子(慶應義塾大学大学院 博士課程)地元で仕事を創出し家族とともに暮らすための実践知の言語化: ミンダナオ島北部地域の事例
  5. 阿部一華(宮城県仙台二華高等学校 2年)水に対する考え方: カンボジアのナーガ信仰と日本の蛇信仰
  6. 石沢瑶其、齋藤万悠子、佐藤理乃、新海晴菜(宮城県仙台二華高等学校 2年)アンコールクラウ村でのバイオトイレ運用に向けて
  7. 大河内すず(宮城県仙台二華高等学校 2年)古代遺跡の修復について: アンコールワット遺跡群の例から
  8. 杉江知大、横内聡史(宮城県仙台二華高等学校 2年)学力向上を目標とした学校生活の充実: カンボジア農村部の高校における調査より
  9. 石森雄大、原田笠華、菊地さらら(宮城県仙台二華高等学校 2年)バイヨン中高における英語教育と遺跡教育について
  10. 尾上大和、横山智紀、飯田樂(宮城県仙台二華高等学校 2年)カンボジア農村部におけるマイクロファイナンス利用の実態と認識の世代間格差
  11. 蜂谷芽生、工藤大知、山路春(宮城県仙台二華高等学校 2年)バイヨン中学校、高校での成績を生徒の自主的な学習によって改善する方法の探究
  12. 加藤久美子(上智大学アジア文化研究所 客員所員)バジョ集落の形成と家族: 集落史と系譜の記憶
  13. 榊奈都子(桃谷高校 2年)タイの人々とアジア象の関わり: 働く動物としての動物福祉
  14. 南博貴、星光(成城高等学校)トンレサップ湖西部における水上生活者の実態調査
  15. 阿部航太、高村大幹(成城高等学校)カンボジアにおける都市周辺と農村部の農民の生活実態
  16. Bella Rousady(慶應義塾大学大学院 修士課程)インドネシア・東ジャワの村落部における高齢者が紡ぐ人間関係
  17. 近藤千咲季(愛知学院大学大学院 博士前期課程)ミンダナオ・ブハイ村の貧困: 長期化する震災避難とバナナプランテーションへの依存
  18. 浦野里彩(慶應義塾大学大学院 修士課程)「ゴミ」から見る海洋観: インドネシア ラエラエ島民の『聖』と『清』
  19. 小川絵美子(東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所 ジュニア・フェロー)タイのローカル寺院における信仰対象物とアートの交錯
  20. チェ ジス(大阪大学外国語学部外国語学科インドネシア語専攻 4年)現代インドネシアにおけるイスラームと音楽の関係性
  21. 石川航(立教大学大学院 博士後期課程)2021年クーデター以降のミャンマー国民の世論: Facebookを活用した調査から見える市民社会の抵抗
  22. 新井悠子(東京外国語大学大学院 博士後期課程)仏領期ベトナム女性誌にみる結婚をめぐる議論の一考察: 1930年創刊『婦女時談』の言説分析を通して
  23. Clément Hennet(慶應義塾大学経済学部 4年)ジャカルタの低所得者コミュニティにおける水害レジリエンスと家計貯金
  24. Clotilde Pedron, Kei Cho (Keio University) The Spectrum of Moral Education: The Case of Indonesia’s Schooling System
  25. 森下大翔、高木蓮、反保好古、ルイーズ ミュラー(慶應義塾大学経済学部 3年)より緑豊かな未来に向けたジャカルタの廃棄物管理格差の分析と持続可能な教育の先駆的取り組み: レンテンアグンでの調査研究からの考察
  26. 溝口聡美(同志社大学大学院 博士課程)日本占領下旧オランダ領東インドで生まれた子どもたち: 日本、朝鮮半島、台湾出身の父を持つ子どもたちの父親探しと自己認識の変化
  27. 舩橋唯介(東京大学大学院 修士課程)タイにおける外国籍・無国籍生徒と「進学」: ミャンマーとの国境地域における職業高校を事例に
  28. 宮浦智樹(東京農業大学第一高等学校 3年)東南アジアにおける小児医療と健康保険制度の現在: インドネシアの歯科衛生環境の実態を通して
  29. 村上遥香(大阪公立大学文学研究科都市文化研究センター 研究員)1980 年代の東ドイツにおけるベトナム人労働者の受け入れ: グループリーダー(Gruppenleiter)のレトリックを中心に
  30. 山本育生(九州大学医学部熱帯学研究会)ラオスの日常生活における医療とその背景
  31. 加納大暉、犬井彩乃、兒玉龍樹、今井彩歩(慶應義塾大学経済学部 3年)ジャカルタにおけるデジタル決済の普及要因と銀行間競争の影響
  32. 尾形学、鳥海真、小泉啓史(慶應義塾大学経済学部 太田淳研究会)Universal Healthcare as a National Agenda: The Lived Experiences of Lenteng Agung

 

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