6/1(土)北海道・東北地区例会のご案内

ショートノーティスとなってしまい恐縮ですが、6月1日(土)に北海道・東北地区例会を開催いたします。
研究会は対面とZoomのハイブリッド形式です。ふるってご参加ください。

【開催要領】
■日時:2024年6月1日(土)14:00~17:00ごろ(13:30ごろには開場予定)

■開催方式:ハイブリッド

■会場:東北学院大学 土樋キャンパス 政策デザイン学科共同研究室(総合研究棟3階)
キャンパスマップ➡https://www.tohoku-gakuin.ac.jp/campusmap/tsuchitoi.html

■Zoom: お申込みいただいた方には開催日前日までにZoom情報をお送りします。

■プログラム

14:00~14:45 第1発表者:西川慧氏(石巻専修大学)
<タイトル>
石巻市におけるインドネシア人移住労働者受け入れの特徴―沿岸漁業と水産加工を中心に
<要旨>
本発表の目的は、宮城県石巻市におけるインドネシア人移住労働者(技能実習生/特定技能の労働者)受け入れに関して、その地域的な特徴を明らかにすることである。
移住労働者の出身地、社会的属性、受け入れに至る過程、人びとのつながり方は、当然のことながら受け入れ先の地域に応じてその特徴が異なってくる。石巻市におけるインドネシア人移住労働者の受け入れは、地元の漁業者同士のつながりを契機として、市とインドネシア西ジャワ州との連携事業として開始された。なかでも沿岸漁業に従事する移住労働者は両自治体の連携を根拠として手数料なくやってくることができるため、石巻市では西ジャワ州の出身者が多い。一方で、近年は水産加工の分野ではバリ島出身者が増加しているほか、他分野での受け入れも始まっている。
本発表では、以上の背景を踏まえつつ、移住労働者たちのつながりがいかなる様相をみせているのか考察する。そのうえで、日本におけるインドネシア人移住労働者の地域間比較の可能性について考えてみたい。

14:45~15:00 一條玲香氏(尚絅学院大学)からの応答――心理学の視点から

15:00~15:30 質疑応答

(休憩)

15:40~16:10 第2発表者:石川真作氏(東北学院大学)
<タイトル>
塩釜国際交流協会の活動と東北学院大学学生の関わり
<要旨>
塩釜国際交流協会は、任意団体ながら日本語教室を中心に市内在住の外国人技能実習生を主たる対象とした支援活動を継続的かつ活発に実施している。現在の態勢は、2016年に宮城県国際化協会が実施した「技能実習生と地域をつなぐプログラム」をきっかけに就任した現会長A氏を中心に構築されてきた。また、このプログラムを通じて東北学院大学の学生が活動に参画するようになり現在に至っている。本報告ではその沿革を紹介する。

16:10~16:25 長津一史氏(東洋大学)からの応答――気仙沼市での調査をふまえて

16:25~17:00 質疑応答

【参加申込方法】
対面で参加を希望される方も、Zoomでの参加を希望される方も、下記Googleフォームからお申し込みください。
※懇親会のお申し込みの受付は5月30日までといたします。
参加応募Googleフォーム https://forms.gle/egs2uz2GCe4PVS6q9

本例会に関するお問い合わせは佐久間までご連絡ください。
東南アジア学会 北海道・東北地区理事 佐久間香子
skyoko39[at mark]gmail.com
Close Menu