【緊急オンライン・セミナー開催案内】
カンボジア 2023総選挙-UNTAC総選挙から30年:
与党・人民党内での世代交代=世襲へ「どうなるカンボジア?」
[セミナー概要]
日本国際協力NGOsは世界のNGOと共に、 1980年以降タイの難民キャンプ、 そして内戦の続くカンボジア国内でも、緊急救援・ 人道復興支援で実働してきた。また「 カンボジア国際NGOフォーラム」などの形で、停戦・平和、 開発の方向性などに関して、政策提言も行ってきた。 平和の実現にも一定の役割を果たしたと考える。紛争に終止符を打 った1991年の「和平協定」、 1993年のUNTAC総選挙後、「カンボジア王国」 憲法に書かれた「自由と人権の保護」、「 複数政党による公正選挙」等の基本精神は、 カンボジアの人々の希望となった。 そして主役になるべきカンボジアの人々が人権等各分野のNGOを 自ら創設し約30年活動してきた。しかしその希望は、 与党人民党フン・セン首相(当時)の「和平協定は亡霊になった」 (2017年)という主張とともに消えた。
本セミナーではこれまでの30年と、2018年/ 本年2023年の総選挙過程を振り返り、 政権交代ならぬ与党人民党内の世代交代が「世襲」 という形で実現されたカンボジアの「いまと今後」を読み解く。
1)日時:10月22日(日)13:00~14:45頃(12: 45頃からオンライン入室開始)
2)開催形式:ズーム会議形式
3)主催・共催:日本映画大学、上智大学アジア文化研究所/協賛 :庭野平和財団/協力:カンボジア市民フォーラム、アーユス(= 仏教国際協力ネットワーク)、『 カンボジア現代紛争史とNGOの43年』映像制作委員会
[登壇者紹介]
各登壇者は80年代、90年代の活動をもとに、 内側から見たUNTAC総選挙と当時の具体的な人権状況、 NGOとしての地域保健活動、2000年代以降の人権・ 民主化などのNGOの活動と「いま」を語る。
①佐藤安信:UNTAC(国連カンボジア暫定統治機構) 人権担当官。前東京大学教授( 人間の安全保障プログラム副運営委員長、 持続的平和研究センター長)
②宇井志緒利:元アジア保健研修所(AHI)職員、 元立教大学大学院特任教授。
明治学院大学非常勤講師
③中嶋(上村)未来:桜美林大学非常勤講師(カンボジア語担当) /上智大学
アジア文化研究所共同研究所員/ カンボジア語通訳・翻訳者
③熊岡路矢:JVC創設ボランティア。元JVCカンボジア代表。 カンボジア市民フォーラム創設事務局長・世話人。JVC元代表・ 代表世話人。日本映画大学教員
*司会:丸井雅子(上智大学アジア文化研究所)
[参加申込]参加希望の方は次のフォームにてお申込みください
申込後、返信の形でズームURLをお送りいたします。
[セミナーに関するお問合せ]kumaoka[at mark]eiga.ac. jo (熊岡路矢)
以上.
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