シンポジウム「コロナ時代におけるフィール​ド教育をめぐって」のご案内

法政大学の吉村真子です。

日本学術会議の公開シンポジウム「コロナ時代におけるフィールド
ワーク教育をめぐって」が、9月19日にオンラインで開催されます。

新型コロナウイルス問題でフィールド調査もできない状況となり、
文化人類学に限らず、地域研究に関わるみなさまにとって
切実な問題だと思います。

詳細は下記のサイトをご参照ください。
(お知らせのポスター/チラシも載っています。)

http://www.scj.go.jp/ja/event/2020/295-s-0919.html

参加申し込みは9月13日までです。

オンライン会議の形式ですので、東京以外(海外含む)に在中の
会員の方にもご参加いただけるかと思います。ぜひご参加ください。

吉村真子

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公開シンポジウム
「コロナ時代におけるフィールドワーク教育をめぐって」

1.主 催:日本学術会議地域研究委員会文化人類学分科会

2.共 催:日本文化人類学会、
日本学術会議統合生物学委員会自然人類学分科会、
日本学術会議地域研究委員会地域研究基盤強化分科会

3.後 援:日本人類学会

4.日 時:令和2年9月19日(土)13:00~15:00

5.場 所:オンライン会議
(※申し込んだ方に、後日URLを送付、9月13日申し込み〆切)

6.開催趣旨:
COVID-19感染症(以下、コロナ)がパンデミックを生じさせていると
世界保健機関が認定した後、我が国も緊急事態宣言を出すなど、コロナは
社会生活に大きな変化をもたらした。
多くの研究者が働く場である大学は2020年度前期の授業を全面的に
オンライン化するなど、教育研究にもコロナ禍は影響を与えている。
本シンポジウムは、大学の文化人類学及び関連分野の研究者が直面
している問題の一つとして、フィールドワーク教育を今後どう行って
いくか、について検討する。
海外はもとより国内の移動も制限された状況のなかで、例えば学部生
向けのフィールドワーク実習は根本的な変更を余儀なくされている。
大学院教育においても、フォールドワークによる調査の意義を再考しなければ、
学位論文を執筆する院生への助言がままならない事態になっている。
このシンポジウムは、こうした現実に対応せざるをえない諸問題について
様々な立場からの意見交換を行い、今後の人類学フィールドワーク教育の
あり方を展望することを目的とする。

7.プログラム:

開催挨拶 山極壽一((日本学術会議会長、京都大学総長)
趣旨説明 高倉浩樹(日本学術会議第一部会員、東北大学東北アジア研究センター教授)

1.学部教育・大学院教育への影響と対応
上杉富之(日本学術会議連携会員、成城大学文芸学部教授)
丸山淳子(日本学術会議連携会員、津田塾大学学芸学部准教授)
安井眞奈美(日本学術会議連携会員、国際日本文化研究センター教授)
司会 窪田幸子(日本学術会議第一部会員、神戸大学大学院国際文化研究科教授)

2.フィールドワークを重視しない人類学教育はありうるのか?
曽我亨(日本学術会議連携会員、弘前大学人文社会科学部教授)
野林厚志(日本学術会議連携会員、国立民族学博物館教授)
飯田玲子(日本文化人類学会会員、京都大学アジア・アフリカ地域研究研究科特定助教)
司会 高倉浩樹(同上)

<参加申し込み>

※参加を希望される方は、以下のURLからお申し込みください。

https://forms.gle/JYXXFzsYyM7qq17P7

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問い合わせ先:東北大学東北アジア研究センター高倉浩樹(022-795-6009事務室)

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