東南アジア学会九州地区例会(2026/12/5)

東南アジア学会員のみなさま

以下の要領で、九州地区例会を対面を重視したハイブリッド形式で開催いたします。
参加をご希望される方は、下記のフォームより、11月28日(土)までにご登録ください。
https://forms.cloud.microsoft/Pages/ResponsePage.aspx?id=iV9x12qT90q7daV6yZZG-gPb-c-pYsJJpucEn6YUOcdUNzYyU1pLSDkyQ1NBQjZSRkJXRVU4OVRESC4u

【プログラム】

発表者:藤村瞳(愛媛大学)

報告タイトル:「インド・ビルマ医院を通して捉える20世紀前半の英領ラングーンの交錯史:経済ネットワークと日本人女性の労働に着目して」

要旨: 本報告は、1910・1920年代における英領ビルマの首都・ラングーンのコスモポリタン性に着目しながら、女性と労働をめぐる言説の構造を検討するものである。
1914年、グジャラート移民二世で、手広く事業を展開していたビルマの豪商であったアブドゥル・カリム・ジャマルが、ラングーン市街地にインド・ビルマ医院という病院を創設した。「男性医師の診察に抵抗感を抱く同族の女性たちのために」開院された同院には、ジャマル氏が日本から招聘した女医2名、女性看護師2名が勤務した。同医院に勤めた医師・菅野栄子の手記によると、4年間の滞在中に診療した患者の多くは現地のビルマ人やインド人女性であったが、そのなかにはラングーンの日本人街で働いていた女性性労働者(いわゆるからゆきさん)も含まれていた。
本報告では、このインド・ビルマメディカルホールに直接的・間接的に携わった人びとに焦点を絞り、彼/彼女らが英領ビルマに至った経緯や当地での生活や人的接触の具体相を、英語・日本語・ビルマ語の一次資料から跡付ける。そのうえで、性労働者と医者という職種の違いを踏まえつつ、ビルマで働く日本人女性に対して投影された諸種の価値観の文脈を比較考察し、女性の労働をめぐる言説の構造の時局的な側面について論じてみたい。

コメンテーター:北田依利(東京大学)

【開催日時】2026年12月5日(土)14:00~16:30
14:00~15:00 発表
15:00~15:10 休憩
15:10~15:25 コメント
15:25~ 質疑応答
16:00 終了予定【会場】九州大学伊都キャンパス イースト2号館5F E-517号室

https://www.kyushu-u.ac.jp/ja/campus/ito/
オンラインで参加登録された方には、追ってTeamsのミーティング情報をお知らせします。お問合せなどは水野(mizuno[atmark]econ.kyushu-u.ac.jp)までお知らせください。
皆様のご参加をお待ちいたしております。

九州地区担当理事 水野敦子
Close Menu