このたび関西例会では、高校生や大学生に東南アジアをより深く学んでもらうための「東南アジア学セミナー」を企画しました。東南アジアに対する身近で具体的な関心を養い、探究学習、フィールドワーク、卒業論文等に活かしてもらい、高校生には大学選択に、大学生には大学院進学への足がかりにしてほしいと思っています。またこの企画を通して、12月の研究大会Open SEAへの応募も応援します。
日時:2024年 8月 1日(木)・2日(金) 9:30-17:30
会場:大阪大学 箕面キャンパス 外国学研究棟1階 (箕面市船場東3-5-10)
アクセス:北大阪急行線 「箕面船場阪大前駅」下車 徒歩 3分
対象:高校生・大学生
開催形態:対面を重視したハイフレックス形式
申し込み方法:掲載チラシのQRコードから申請フォームに入り、記入・送信してください。
プログラム:
8月1日
9:45〜10:00 池田一人(大阪大学)「東南アジアのあらましと今回の講義」
10:00〜11:00 小林知(京都大学)
「何をどう食べるのか?−食から考えるカンボジアの環境・社会・文化」
11:10〜12:10 師田史子(京都大学)
「フィリピンの闘鶏における人間・動物・植民地主義の絡みあい」
12:10〜14:00 ランチ懇親会 ※昼食持参
14:00〜15:00 中西嘉宏 (京都大学)
「戦うか逃げるか留まるか、君はどうする−東南アジアの紛争を考えよう」
15:10〜16:10 伊藤友美(神戸大学)
「目に見えない宗教的経験にアプローチするには?−タイで流行りの仏瞑想修行と『富のカルト』を題材に」
16:20〜17:20 長津 一史(東洋大学)
「ナマコがつくる世界−東南アジアの海民と共生の技法(アート)」
8月2日
10:00〜11:00 清水政明(大阪大学)
「東南アジアのインド系文字と五十音図の意外な関係」
11:10〜12:10 菅原由美(大阪大学)
「インドネシアの若者とイスラーム−穏健?保守化?」
2日の午後は箕面阪大高校生イベント、高校生による東南アジア研究発表会を予定しています
連絡先:大阪大学外国語学部東南アジア5専攻
m-sea-seeds[at mark]ml.office.osaka-u.ac.jp