東南アジア地域研究研究所:上映会開催:『日本人の忘れもの─フィリピンと中国の残留邦人』

京都大学東南アジア地域研究研究所では、下記の映画上映会を開催いたします。
『日本人の忘れもの─フィリピンと中国の残留邦人』

10月27日(金)17:30-@京都大学稲盛記念会館1F

皆様のご参加をお待ちしております。
マリオ・ロペズ

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上映作品:『日本人の忘れもの─フィリピンと中国の残留邦人』

脚本・監督:小原浩靖、撮影:はやしまこと、音楽:吉野裕司、企画・製作:河合弘之(2020年/日本/カラー/98分/製作・配給:Kプロジェクト/©︎Kプロジェクト)

https://wasure-mono.com/

■ プログラム:

17:15 開場
17:30 開始・挨拶
17:35 『日本人の忘れもの』(本編98分)上映
19:20 大野俊先生による解説(15分)
19:35 質疑応答、意見交換
20:00 閉場

■ 場所

京都大学東南アジア地域研究研究所

稲盛財団記念館1F 旧京都賞ライブラリー

※京阪本線 神宮丸太町駅より北に徒歩3分、荒神橋東詰

■ 上映作品について

太平洋戦争以前、フィリピンには3万人を擁する豊かな日本人移民 社会が存在した。敗戦を境に日本人の父親と生き別れたことから今も無国籍状態に置かれているフィリピン残留日本人2世たちがいる。中国東北部の日本の植民地・満州国に敗戦を機に置き去りにされた子どもたち。戦後30余年を経て日本に帰国するも、言葉の壁による差別と貧困の果てに日本政府を訴えた中国残留孤児たちがいる。映画『日本人の忘れもの フィリピンと中国の残留邦人』は、2つの国の残留者たち、 そして彼らを救おうとする市民たちの活躍を描きながら、私たちが生きる”日本という国の今”を浮き彫りにしてゆく。

■ 登壇者 

大野俊(清泉女子大学人文科学研究所長)フィリピン大学で修士号(フィリピン研究)、オーストラリア国立大学で博士号(東アジア・東南アジア研究)を取得。九州大学アジア総合政策センター教授、京都大学東南アジア研究所特任教授などを経て、2012年から清泉女子大学文学部教授。毎日新聞記者時代の1986年にフィリピン大学の大学院に留学して研究テーマにしたフィリピン日系人の問題をライフワークにしている。

■主催:京都大学東南アジア地域研究研究所イベント委員会、Visual Documentary Project (VDP)

問い合わせ:京都大学東南アジア地域研究研究所 VDP事務局 〒606-8501 京都市左京区吉田下阿達町46 TEL: 075-753-9620 Email: vdp[at mark]cseas.kyoto-u.ac.jp

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