九州地区例会のご案内

九州地区例会では、マレーシア人研究者ウォン・シューフイ氏を
お招きし、多言語社会マレーシアにおける華語教育と教育開発を
テーマとした研究会を以下の要領で開催します。
奮ってご参加ください。

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【日時】
2023年5月14日(日)14:00-15:30

【会場】
北九州市立大学北方キャンパス 本館B201教室
〒802-8577 北九州市小倉南区北方4-2-1
https://www.kitakyu-u.ac.jp/access/kitagata.html
※大学構内には、北九州モノレール競馬場前最寄りの青嵐門から
お入りください(他の門は、正門以外、施錠されています)。
https://www.kitakyu-u.ac.jp/uploads/fa2815a3a13fdb340ae8fd1e6aa6f17e.pdf

【報告者】
ウォン・シューフイ(Dr. Janet WONG Shwu Huey/王淑慧)
Associate Professor, Dept. of Education,
New Era University College(新紀元大学学院), Malaysia

【報告タイトル】
Moving from Singularity to Interdisciplinarity:
Sharing Experiences in Chinese Education Research in Malaysia.

※報告および質疑応答は英語で行います(通訳なし)。
※東南アジア学会の会員以外にも公開で行います。

マレーシアの国民教育制度は、国語であるマレー語を教授言語と
すると定められているものの、初等教育では華語やタミル語を
主な教授言語とする小学校が国民教育制度の一部を構成しています。
中等教育では華語で教授する私立の華文独立中学があり、
高等教育では1990年代以降、華語や英語で教授する私立大学の設立が
広く認められるようになりました。

ウォン氏の今回の報告は、華文独立中学で教鞭をとった自身の経験も
踏まえ、華語を教授言語とする私立の中等教育機関の事例を中心に、
教育開発について論じるものです。また英語・華語のバイリンガル学術誌
Journal of Education and Teaching/教育与教学研究に編集長として
携わってきた経験を踏まえ、教育開発に関する研究の方法論についても
触れる予定です。

東南アジア学会九州地区理事
篠崎香織(北九州市立大学外国語学部)
YRJ02374[atmark]nifty.com

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