日本マレーシア学会関東地区研究会2018年度第1回研究会

本年度最初の研究会を下記の要領で実施いたします。
マレーシア学会会員以外の方も出席可能(事前登録不要)ですので、お誘い合わせの上、ご参集ください。

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日本マレーシア学会関東地区研究会 2018年度第1回研究会「ミニシンポジウム:チュラマ(政治集会)からみた第14回総選挙」

〇趣旨
マレーシアでは、さる5月9日に第14回総選挙が実施され、即日開票の結果、1957年の独立以来初めての政権交代が実現、マハティール・モハマドが第7代の首相に就任した。
今回の選挙結果は、単に政権を担う政党(連合)が交代しただけではなく、これまでマレーシ アで培われてきた、あるいは問題視されてきた各種の価値観や課題に変化をもたらすのではないかという、有権者の期待が込められているとみられる。ただ同時に、そのような変革が今後どの範囲でどの程度実践されるのか、先行きに対する不透明感も指摘できる。
そこで本シンポジウムは、選挙期間中から投開票まで、現地にてつぶさに情勢を観察してきた研究者を招き、現地調査にて肌で感じていたこと、特にマレーシア有権者が今回の総選挙で何を感じて一票を投じたのか、報告を行う。

〇スケジュール
・日時: 7月28日(土) 14:00〜17:00
・会場: 立教大学池袋キャンパス 14号館 6階 D602教室(http://www.rikkyo.ac.jp/access/ikebukuro/

〇プログラム
・14:00〜14:10  趣旨説明:福島康博(立教大学・東京外国語大学)「趣旨説明、選挙結果の概略」
・14:10〜14:35  報告1:伊賀司(京都大学)「スキャンダル、マハティール、マレーシア・ナショナリズム:2018年総選挙キャンペーンと政権交代」
・14:35〜15:00  報告2:戸加里康子「PRU14選挙キャンペーン:Lembah Pantai選挙区から」
・15:00〜15:25  報告3:谷口友季子(早稲田大学大学院・アジア経済研究所)「総選挙からみるサバ州の政治」
・15:25〜15:50  報告4:左右田直規(東京外国語大学)「第14回総選挙と『マレーシア再建』の言説:試論」
・15:50〜16:00  休憩
・16:00〜17:00  ディスカッション
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報告90-120分、コメント30-60分ののち質疑とゆったり時間を取り、十分説明、議論できる場です。国内外を問わず発表されたい方が居られれば、自薦でも他薦でもご一報下さい。

Facebookでも研究会情報を発信いたします。
Facebookグループ https://www.facebook.com/groups/jamskanto/

問い合わせ先: 福島康博(fukushima@aa.tufs.ac.jp

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