日本ベトナム研究者会議2024年度研究大会(11/9)

東南アジア学会 会員のみなさま、

日本ベトナム研究者会議の研究大会のお知らせです。

今年度の研究大会では、ベトナムにおける文化人類学研究の発展にご尽力された末成道男先生の追悼企画を開催する予定です。

研究大会には非会員の方でもご参加いただけます。どうぞ、ふるってご参加ください。

加藤敦典

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先日の第一報でお知らせしましたように、下記の日程で、2024年度研究大会および会員総会を開催いたします。今回の研究大会では、第一部で本学会会員による自由研究発表、および第二部で、百越の会との共催による末成道男先生の追悼パネルを企画しております(詳細なプログラムについては添付のPDFファイルをご覧ください)。

日時:2024年11月9日(土)10時~18時
場所:京都産業大学 むすびわざ館

対面とオンラインのいずれでもご参加いただけますが、当日の質疑応答などは対面参加者を優先させていただきます。

本学会初めてとなる関西地区での開催です。皆さま奮ってご参加くださいますよう、お願い申し上げます。

会場の関係で、事前の参加登録をお願いいたします。研究大会、会員総会にご参加いただけるかどうか、下記のGoogleフォームよりお知らせください(恐れ入りますが、ご参加いただけない場合もフォームよりお知らせください)。

参加登録フォーム
https://forms.gle/hUinMXGLBDjwnqJb9

参加登録の締切は、

11月2日(土)

までにお願いいたします。

なお、研究大会終了後には懇親会を予定しております。懇親会にご参加いただける方は、少し早めの、

10月31日(土)

までに、参加登録フォームをお送りください。

なお、11月の京都は秋の行楽シーズンで、大変な混雑が予想されます。宿泊をご検討されている方は、大阪府高槻市方面、もしくは、滋賀県大津市方面で宿をとっていただくことをお勧めいたします。

また、当日の昼食時も、会場周辺の食事処はとても混みあうとのことです。会場にお越しになる前にコンビニ等であらかじめご昼食をご用意の上、ご持参されることをお勧めします。

研究大会および会員総会のことにつきまして、何かご不明のことなどありましたら、事務局までお問合せください。

皆様にお目にかかれることを楽しみにしております。
どうぞよろしくお願いいたします。

日本ベトナム研究者会議 事務局
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日越研究者会議 2024 研究大会
日時:2024 年 11 月 9 日(土)10 時~18 時
会場:京都産業大学むすびわざ館

*交通アクセス
JR「丹波口」駅 徒歩約 7 分、阪急「大宮」駅・京福
「四条大宮」駅 徒歩約 11 分
会場の詳細は下記 URL からもご覧いただけます

https://www.kyoto-su.ac.jp/facilities/musubiwaza/

【プログラム】

10:00-10:05 開会あいさつ

【第一部:自由研究発表(前半)】

10:05-10:30 自由研究発表1
柳澤雅之(京都大学)、藤倉哲郎(愛知県立大学)、小川有子(東京理科大学・非常勤講師)、澁谷由紀(京都大学・連携研究員)、新美達也(名古屋学院大学)
「紅河デルタ村落の社会経済構造の変容―2015 年バッコック村一集落の網羅的調査結果から―」

10:35-11:00 自由研究発表2
岡江恭史(農林水産省農林水産政策研究所)
「北ベトナム農村の市場経済化と階層変動―ハイズオン省の事例より―」

11:05-11:30 自由研究発表3
貴志功(外務省)
「ベトナム居住法―著書『ベトナム居住法―移動の自由の進展と居住登録法制』で論述される常住戸籍の特徴と影響―」

11:35-12:00 自由研究発表4
皆木香渚子(京都大学・博士課程)
「塩分浸潤に対応する農家の生業戦略と人的ネットワーク―Kien Giang 省 An Bien 県のイネエビ・ローテーションシステムを事例に―」

12:00-12:40 (昼食休憩)

12:40-13:10 【会員総会】

【第一部:自由研究発表(後半)】

13:10-13:35 自由研究発表5
村上遥香(大阪公立大学大学院 文学研究科 都市文化研究センター 研究員)
「1980 年代の東ドイツ における ベトナム人契約労働者―グループリーダー(Gruppenleiter)の役割を中心に―」

13:40-14:05 自由研究発表6
菅原一花(東京大学・修士課程)
「北部ベトナムの仏教復興運動における『復興』概念」

14:10-14:35 自由研究発表7
清水英里(大東文化大学・非常勤講師)
「日本におけるベトナム語非母語話者への言語教授法―応用言語学の言語教授法からのアプローチ―」

14:35-15:00 (休憩)

【第二部:末成道男先生追悼パネル】 共催:百越の会

15:00-15:05 「趣旨説明」 比留間洋一(静岡大学)

15:05-15:25 「末成先生のベトナム人類学研究の業績」 宮沢千尋(南山大学)

15:25-16:20 「末成先生のフィールドワークを振り返る:末成先生が撮影した動画等を通じて」
1 「『ベトナムの祖先祭祀:潮曲の社会生活』付属 CD-ROM より」 宮沢千尋(南山大学)
2 「東洋文庫『東アジア人類学ビデオ館』所収の動画より」 新江利彦(東洋大学アジア文化研究所)
3 「広東省梅県漢族調査より」 Chu Xuan Giao(ベトナム社会科学院文化研究所)
4 関係者からのビデオレター

16:20-16:30 (休憩)

16:30-18:00 研究発表:末成先生の研究を踏まえて
1 「末成道男先生の竈神研究とフエの竈神信仰」 鍋田尚子(タンロン大学)
2 「財物の利用・交換・継承を通じた母系親族の形成:ベトナム南中部山地のラグライ人の事例から」 康陽球(国立民族学博物館)
3 「ベトナム家譜における世代表示タイプについての再考」 趙浩衍(大阪大学)

18:00-18:05 閉会あいさつ

20241109_日越研究者会議_研究大会プログラム(確定版)

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