11月19日 ハラールについてのオンライン研究会

来る11月19日にハラール に関するオンライン研究会を開催いたします。
詳細は添付のポスターをご覧ください。
同志社大学の西先生がご尽力くださり、素敵なポスターを作成してくださいました。
科研グループと同志社大学のCISMORとの共催となります。
近年、東南アジアの厳格なハラール基準による影響が強まることで、
世界のハラール認証基準の標準化が進んできています。
そしてそのことはとりわけ日本のようなムスリム少数派国におけるハラール 基準のあり方、
ハラール産業に関わる人々やハラール消費者のハラールについての考え方に影響を与え、
社会状況に合わない厳格すぎるハラール基準がムスリム少数派国における
ハラール・サービスの普及を困難にしています。
社会が、共に食事ができる場所を提供できないことは、人々の交流のあり方に直接影響を与えます。
持続可能な共生社会の構築のためには、共に食事ができる場所を社会インフラとして整える必要があり、
この問題を解決することが課題になっています。
日本で起きている状況が他のムスリム少数派国でも起きているのではないか、という仮説を立て
今年度より科研費を受給し、ハラール 基準のあり方について研究するための共同プロジェクトを開始しております。
今年度は、2回の国際セミナーを予定しております。
第1回目は11月19日(土)に開催予定で、インドネシア、マレーシア、タイの研究者の方々にご報告をお願いしております。
第1回目にご報告いただくインドネシアからのご報告者、ナドラトゥザマン・ホセン先生は、LOPPOMMUI元議長、元世界ハラール評議会会長で、現在、日本国内向けハラール基準策定のためにご協力くださっております。
第2回目は1月22日(日)に開催予定で、日本、台湾、中国の研究者の方々にご報告をお願いしております。
ご参加いただけましたら幸いです。どうぞよろしくお願いいたします。
大形里美(九州国際大学)
Close Menu