6月18日開催研究会「ミャンマー陶器の化学分析」

東南アジア考古学会第282回例会(オンライン開催)を、下記の通りご案内申し上げます。会員以外の方の参加も歓迎します。お申し込みをお待ちしております。


本例会では、奈良文化財研究所の佐藤由似氏と田村朋美氏により、15~17世紀のミャンマーと日本の窯跡および消費地遺跡で出土したミャンマー陶器の化学分析の結果についてご報告いただきます。

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・開催形態:オンライン(zoom)
・開催日:6月18日(土)
・時間:15:00~16:30(内、発表時間:60分、質疑応答:30分を予定)
・発表者:佐藤由似(奈良文化財研究所)、田村朋美(奈良文化財研究所)
・題目:「ミャンマー陶器の化学分析」
・要旨: 15~17世紀のミャンマーと日本の窯跡および消費地遺跡で出土したミャンマー陶器の蛍光X線分析および鉛同位体比分析を実施した。蛍光X線分析の結果、白釉陶器は鉛釉であり、黒褐釉陶器は鉛釉ではないことがわかった。このうち、ミャンマーおよび日本で出土した白釉陶器を含む鉛釉の鉛同位体比分析を実施した結果、互いに極めて類似の同位体比を示すことがわかった。鉱山データとの比較では、従来から知られるタイのソントー鉱山に一致するとともに、ミャンマーにも一致する鉱山があることがわかった。

*参加登録は下記のフォームからお願いいたします。登録後、ミーティング参加に関する情報を記したメールが届きます。
https://us02web.zoom.us/meeting/register/tZArfuutrDopEtZfqryy3I5DtGzyH7Nokk3y

*問い合わせ先*
東南アジア考古学会例会担当
jssaaseminar[at]gmail.com

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