第15回日本カンボジア研究会のプログラム

第15回日本カンボジア研究会のお知らせです。

研究会プログラムが下記の通り決定いたしました。昨年度と同様、今回もオンラインでの開催となります。2日間の日程で、1日目(11月27日)には、研究発表2件と、今年4月に急逝された笹川秀夫さんの追悼セッション、2日目(11月28日)には、研究発表2件と、カンボジアにおけるCOVID-19に関する現地報告、と、盛りだくさんの内容となっております。

プログラムおよび要旨につきましては、研究会のブログ(https://cambodianstudies.blogspot.com)にも掲載いたしますので、合わせてご覧ください。

なお、オンラインでの開催となりますので、事前に参加登録をお願いすることになります。追って、参加登録のご連絡をMLにてさせていただきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。

プログラムの配信が遅くなり誠に恐縮ではございますが、皆様のご参加をお待ち申し上げております。

山崎寿美子
愛国学園大学人間文化学部

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第15回 日本カンボジア研究会 プログラム

期日:2021年11月27日(土)、28日(日) オンライン(Zoom)開催

<2021年11月27日>

13:00-13:10 趣旨説明

13:10-14:10 発表(1) 矢倉研二郎(阪南大学)
「カンボジアにおける若年層の急速な脱農化の要因―2つの稲作農村出身の既婚農村子弟に関する事例研究」

14:10-15:10 発表(2) 田畑幸嗣(早稲田大学)
「扶南・真臘・アンコールをどのように捉えるか」

15:10-15:20 休憩

15:20-16:40 笹川秀夫さん追悼セッション

今年4月に、『アンコールの近代:植民地カンボジアにおける文化と政治』(中央公論社、2006年)などで知られるカンボジア研究者の笹川秀夫さんが急逝されました。本セッションは、生前に笹川さんから受けた助言や、その研究から受けたインパクトを複数の立場から振り返り、その業績をしのび、継承する場とします。

登壇者(順):

羽谷沙織(立命館大学)
日向伸介(大阪大学)
石橋弘之(早稲田大学)
新谷春乃(日本貿易振興機構アジア経済研究所)
小林知(京都大学)
北川香子(学習院女子大学)

16:40-17:00 参加者の意見交換・交流

<2021年11月28日(日)>

13:00-14:00 発表(1)中野惟文(東北大学大学院文学研究科博士課程)
「呪術実践を頼るということ―現代カンボジア社会における事例から」

14:00-15:00 発表(2)新谷春乃(日本貿易振興機構アジア経済研究所)

「1993年以後のカンボジアにおけるメディアの政治・社会的状況」

15:00-15:10 休憩

15:10-16:00 現地報告 坂野一生(カンボジア司法省)
「カンボジアにおけるCOVID-19の状況」

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