日本タイ学会2019年度研究大会へのいざない

日本女子大学(1901年創立)は、『あさが来た』で描かれた広岡浅子がアジアへの関心を持っていたにもかかわらず、長い間東南アジアにはあまり目を向けないできました。ようやく2000年代になり、比較社会論等の科目名により人間社会学部でタイ関係の授業が開講されました。関心をもつ学生は継続的にあらわれ、現在ではタイの大学との学部間協定も締結されるに至っています。それでも、カリキュラムが充実しているという水準には程遠い現状ですが、今回光栄にも研究大会を開かせていただき、数々の高名なタイ研究者による登壇、最新の図書の三つの書評セッション、「水資源管理と森林再生」(ラオス国境県の農民・タムボン自治体長・NGOリーダーによる発表有) 「タイにおける外国籍・無国籍児童の教育」「政治・経済・社会から迫る総選挙」という三つのパネルが設けられて、タイ研究の発展に貢献すると同時に、本学の現状によい影響を与えるものと思われます。発表後の討論をさらにふかめるため、一日目夕方にはタイ料理による懇親会を計画しております。二日目には、タイカレーの移動販売車を手配しております。また、できるだけ多くの方に来ていただけるように託児スペース・保育サービスも準備しております。

研究大会に参加予定の方は、以下の登録フォームを利用して、7月4日(木)23:59までに参加登録をお済ませください。

https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSe4br2vZekFmca9039FnRtWfwLf1pIGN0Au55lMF_OZn3kCxg/viewform

皆様のご参加を、心より、また楽しみにお待ち申し上げております。

(会場校)日本女子大学 尾中文哉

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