東南アジア学会第80回研究大会プログラム

日時:
2008年11月29日(土)・11月30日(日)
会場:
東京大学(駒場キャンパス)
 11号館・18号館東館・アドミニストレーション棟
(共催:東京大学大学院総合文化研究科地域文化研究専攻)
アクセスマップ:http://www.c.u-tokyo.ac.jp/access/index.html

11月29日(土)

12:45
受付開始 11号館1階ホール
13:15
開会の辞 11号館2階1106教室
 大会準備委員長 古田元夫(東京大学)

自由研究発表

(第1会場) 11号館2階1106教室

司会:西尾寛治(防衛大学校)

13:30
メソディスト教団のマレーシア・ミッション活動―1890 年から1905 年までのマレー語学習およびマレー語聖書の状況
 綱島(三宅)郁子(マレーシア研究者)
14:05
20 世紀初頭のペナンの華人と政治参加
 篠崎香織(在マレーシア日本国大使館専門調査員)
14:40
リナ・ジョイ係争から見る現代マレーシアとイスラーム―「改宗」をめぐる申し立てと「棄教問題」
 光成 歩(東京大学大学院生)
15:10
休憩

司会:河野泰之(京都大学)

15:35
カンボジア中央部、氾濫原の一稲作農村におけるトムノップ灌漑
 小笠原梨江(京都大学大学院生)
16:10
一九九四年労働法制定とベトナム労働総連合(VGCL)
 藤倉哲郎(東京大学大学院生)
16:40
休憩

司会:山本博之(京都大学)

17:05
イギリス北ボルネオ特許会社統治下における19 世紀の経済開発と日本人移民―南繁蔵の組合伐採事業を中心として
 都築一子(NPO シニアボランティア経験を活かす会会員)
17:40
マニラ地域経済圏における商品流通の展開―19 世紀から20 世紀前半における米穀取引を中心に
 千葉芳広(千歳科学技術大学非常勤講師)
(第2会場) 11号館2階1108教室

司会:根本 敬(上智大学)

13:30
植民地期ビルマにおける「映画とカイン」論争―仏教徒カレンの民族的主張、その歴史的・社会的文脈
 池田一人(東京大学非常勤講師)
14:05
タイコミュニティ林法を巡る迷走を読む―森林の高価値化、民主化と最辺境域の有した順接/逆説の展開
 倉島孝行(京都大学研究員)
14:40
難民研究の視座―文化人類学の視点から
 久保忠行(神戸大学大学院生、日本学術振興会特別研究員)
15:10
休憩

司会:小林寧子(南山大学)

15:35
インドネシアの女性労働者―バンドン市家事労働者の事例
 横本真千子(北海道大学大学院研究員)
16:10
出かせぎモノ売りにたいする地縁・血縁の役割―中ジャワ州ソロ地方からの出かせぎを事例に
 間瀬朋子(ガジャマダ大学客員研究員)
16:40
休憩

司会:嶋尾 稔(慶應義塾大学)

17:05
村の家・森の家―ラオス少数民族カタンの人びとの住まい方
 徳安祐子(九州大学大学院生)
17:40
「文字のない少数民族」の変容―ベトナムのムオン人自身によるムオン語の表記と口頭伝承の記述
 大泉さやか(一橋大学大学院生)
18:30
懇親会  駒場食堂部2 階「ダイニング銀杏」 参加費、3,000円(一般・学生会員ともに)

11月30日(日)

9:00
受付開始 18 号館ホール前
http://www.c.u-tokyo.ac.jp/jpn/kyoyo/map/campusmap_c_18.html

シンポジウム1 《東南アジア現代文学の眺望―作家、歴史、社会》
 18号館ホール

9:30
趣旨説明
 青山 亨(東京外国語大学)
9:35
インドネシア―「文学コミュニティ」から見える文学実践の多様化
 澤井志保(東京外国語大学大学院生、香港中文大学大学院)
10:05
マレーシア―多民族社会の中の華人文学
 舛谷 鋭(立教大学)
10:35
ベトナム―ファム・コン・ティエンの詩学
 野平宗弘(廈門大学外文学院)
11:05
休憩
11:20
タイ―タイ現代文学の登場と新ジャンルの挑戦
 アット・ブンナーク(タイ中小企業開発銀行)
お断り:11月25日夜からのバンコクの空港封鎖の影響により,発表者が渡日困難となったため,本報告は急遽中止となりました。
11:50
カンボジア―内戦終結後からの再出発
 岡田知子(東京外国語大学)
12:20
昼食休憩
13:30
会員総会(18 号館ホール)
14:45
コメント
 小野正嗣(明治学院大学)
15:00
コメント
 押川典昭(大東文化大学)
15:15
総合討論
16:20
閉会の辞(18 号館ホール)

シンポジウム2 《世界の中の東南アジア―解体する?東南アジア》
 アドミニストレーション棟、学際交流ホール

9:30
趣旨説明
 古田元夫(東京大学)
9:40
地域主義の湧水源としての東南アジア
 山影 進(東京大学)
10:15
国際的生産ネットワークの形成と経済統合のハブ=スポーク・システム
 木村福成(慶應義塾大学、ERIA チーフエコノミスト)
10:50
休憩
11:10
〈東南アジア〉研究における地域と専門
 白石 隆(アジア経済研究所、政策研究大学院大学)
11:45
「臨床の知」としての歴史空間
 早瀬晋三(大阪市立大学)
12:20
昼食休憩
13:30
会員総会(18 号館ホール)
14:45
コメント
 加納啓良(東京大学)
15:00
コメント
 玉田芳史(京都大学)
15:15
総合討論
16:20
閉会の辞(18 号館ホール)