東南アジア史学会第71回研究大会プログラム

日時:
2004年6月12日(土)・13日(日)
会場:
東京大学 駒場キャンパス 11号館(東京都目黒区駒場 3-8-1)

6月12日(土)

13:30
受付開始
14:00
開会の辞  古田 元夫(大会準備委員長)

研究発表(1106教室)

14:10
19 世紀後半マレー半島における労働構造-錫鉱業と華人労働者について
 東條 哲郎( 東京大学大学院)
14:45
19世紀中葉、南シナ海沿海秩序の再編-イギリス海軍とビン粤海盗
 村上 衛(京都大学人文科学研究所)
15:20
休憩
16:00
ビルマ語散文仏教テクスト“Yasava dd hana Vatthu”(『称誉増大物語』1619) が文学として読まれるまで
 原田 正美(大阪外国語大学非常勤講師)
16:35
インドネシアにおけるイスラーム主義と国民統合の行方
 見市 建(日本学術振興会特別研究員)
17:10
ベトナム戦争下のフェミニズム-ベトナム女性連合の思想と運動 1965-75年
 片山 須美子(大阪外国語大学非常勤講師)
17:45
終了
18:00
懇親会
 会場:ルベソンベール駒場(東京大学駒場キャンパス構内)

6月13日

9:00
受付開始

シンポジウム

シンポジウム I
 《アメリカ-東南アジア関係研究へのアプローチ-冷戦期を中心として》

(会場 1101教室)

9:30
趣旨説明
 中野 聡(一橋大学)
9:45
米比同盟-その形成期と現在との比較を中心に
 伊藤 裕子(亜細亜大学)
10:35
東南アジアとアメリカ合衆国-転換点としての1958年
 寺地 功次(共立女子大学)
11:25
ヴェトナム戦争と「ソンミ虐殺」-「アメリカ合衆国の戦争」とその遺産
 藤本 博(南山大学)
12:15
昼食・休憩
13:30
コメント
 遠藤 聡(横浜国立大学非常勤講師)
13:45-15:00

総合討論

シンポジウム II
 《地方分権化という課題を考える-インドネシアの事例から》

(会場 1108教室)

9:30
趣旨説明
 永渕 康之(名古屋工業大学)
9:40
インドネシア地方分権化政策の評価-ビジョンなき改革?
 臼井 則生(関西大学)
10:20
「アイデンティティ」の境界-東南スラウェシ州・旧ブトン県における地方自治体分立の動向と背景
 山口 裕子(吉備国際大学)
11:00
国境と石油をめぐる闘争史-東カリマンタン州の地方分権化プロセスから
 奥島 美夏(神田外語大学)
11:40
地方分権化と村落自治-タナ・トラジャ県の「慣習復興」の背景と問題点
 島上 宗子(京都大学大学院)
12:20
昼食・休憩
13:30
コメント
 松井 和久(アジア経済研究所)
14:00-15:00

総合討論

シンポジウム III
 開拓社会の形成と変容-20世紀のメコンデルタ開発を中心に

(会場 1102教室)

9:30
趣旨説明
 高田 洋子(敬愛大学)
10:00
ドンタップムオイ地域における開拓村-ドイモイ政策施行以後の入植政策とその帰結
 大野 美紀子(神田外国語大学非常勤講師)
10:50
流動性からみたメコンデルタの親族構造
 中西 裕二(福岡大学)
11:40
ベトナム統一後のメコンデルタの水利開発と農業発展
 河野 泰之(京都大学東南アジア研究所)
12:30
昼食・休憩
13:30
コメント1 紅河デルタとの比較から
 松尾 信之(名古屋商科大学)
13:45
コメント2 チャオプラヤデルタとの比較から
 末廣 昭(東京大学)
14:00-15:00

総合討論

15:00
会員総会(1106教室)
16:30
閉会の辞