東南アジア学会第79回研究大会プログラム

日時:
2008年6月7日(土)・6月8日(日)
会場:
大阪大学大学院人間科学研究科(吹田キャンパス)東館・本館
(共催:大阪大学グローバルコラボレーションセンター)
(協力:大阪大学人間科学研究科グローバル人間学専攻)

アクセスマップ:http://www.hus.osaka-u.ac.jp/access/rosen.html

6月7日(土)

13:00
受付開始 東館1階エントランスホール
13:30
開会の辞 東館1階106講義室
 大会準備委員長 桃木至朗(大阪大学)

自由研究発表

(第1会場) 東館1階106講義室

司会:田村克己(国立民族学博物館)

13:45
中国雲南省徳宏地域におけるタイ族の上座仏教―在家信者中心の実践をめぐって
 小島敬裕(京都大学大学院生)
14:25
東北タイにおけるサラパン仏教讃歌の成立と普及―近代仏教の地方での展開
 加藤眞理子(京都大学大学院生)
15:05
ビルマにおけるトランスジェンダー霊媒の増加に関する一考察
 飯國有佳子(国立民族学博物館外来研究員)
15:40
休憩

司会:原不二夫(南山大学)

16:00
マレーシアにおけるムスリム・クリスチャン関係史―マレー語聖書とマレー語版キリスト教文献を焦点に
 綱島(三宅)郁子(マレーシア研究者)
16:40
移民による宗教の創出―マレーシアにおける徳教の事例
 黄蘊(北陸大学)
(第2会場) 東館4階404講義室

司会:伊東利勝(愛知大学)

13:45
港市国家ポンティアナックの成立と近世後期東南アジア海域世界
 冨田暁(大阪大学大学院生)
14:25
「交易の時代」の大陸東南アジア北部山間高地―シャン諸勢力のイラワジ平野侵出を中心に
 桐ヶ谷賢一(上智大学大学院博士課程満期退学)
15:05
20世紀、東北タイのコメ生産はどのように変容したか―情報学的手法を用いた解明の試み
 星川圭介(京都大学)
15:40
休憩

司会:内藤耕(東海大学)

16:00
ラーマーヤナ・バレエの芸術史的意義
 冨岡三智(大阪市立大学大学院生)
16:40
ジャワ社会におけるトラーtrahの形成と役割―伝統バティック産業地域の経済活動変遷の事例より
 川村千代(京都大学大学院生)
(第3会場) 東館5階516講義室

司会:青山亨(東京外国語大学)

13:45
マレーシアにおける結社の自由の制限と協議的政治過程―1981年・1983年修正結社法をめぐる政治過程
 鈴木絢女(日本学術振興会特別研究員)
14:25
表象される人びと/されない人びと―世界遺産グヌン・ムル国立公園をめぐるブラワンとプナンの関係誌
 佐久間香子(北海道大学大学院生)
15:05
インドネシアの中国系住民と国籍証明書(SBKRI)―ポストスハルト期の華人の権利回復の過程、成果、課題
 松村智雄(東京大学大学院生)
15:40
休憩

司会:片山裕(神戸大学)

16:00
カンボジア人民党の特質とその変容に関する基礎的検討
 山田裕史(上智大学アジア文化研究所特別研究員)
16:40
フィリピン ケソン市における住民自治の課題
 笠井賢紀(慶應義塾大学大学院生)

第5回東南アジア史学会賞受賞記念発表 本館5階51講義室

17:25
ベトナム南北分断と南ベトナムにおける革命運動(1954-60)
 福田忠弘(鹿児島県立短期大学)
18:30
懇親会  カフェテリア匠 参加費、3,000円(一般・学生会員ともに)

6月8日(日)

9:00
受付開始 東館1階エントランスホール

パネル1 東館4階404講義室 《東南アジアの老いを生きる》

9:30
趣旨説明
 住村欣範(大阪大学)
9:40
東南アジアにおける少子化・高齢化問題
 野村茂治(大阪大学)
10:15
いわゆる30バーツ医療制度における高齢者医療・福祉の位置付けと課題
 河森正人(大阪大学)
10:50
休憩
11:10
「コンタオコンケー(老人)」から「プースーン・アーユ(高齢者)」へ―タイ北部ナーン県における高齢者の活動
 馬場雄司(京都文教大学)
11:45
未婚を生きる女性
 宮原暁(大阪大学)
12:20
昼食休憩
13:30
会員総会(本館5階51講義室)
14:45
コメント
 松林公蔵(京都大学)
15:00
コメント
 大泉啓一郎(株式会社日本総合研究所 調査部環太平洋戦略研究センター)
15:15
総合討論
16:20
閉会の辞(本館5階51講義室)

パネル2 東館5階516講義室 《イスラームとマーケット》

9:30
趣旨説明
 見市建(岩手県立大学)
9:45
グローバル・ハラール・マーケットへの挑戦―マレーシアにおけるイスラーム的政治経済学
 川端隆史(外務省国際情報統括官組織 第二国際情報官室)
10:30
マレーシアのイスラム金融市場―金融のイスラム化の歴史と現状
 福島康博(桜美林大学)
11:15
休憩
11:35
資源としてのイスラーム―フィリピン・マラナオ社会における中東留学
 辰巳頼子(清泉女子大学)
12:20
昼食休憩
13:30
会員総会(本館5階51講義室)
14:45
コメント
 飯塚正人(東京外国語大学)
15:15
総合討論
16:20
閉会の辞(本館5階51講義室)

パネル3 本館4階41講義室 《東南アジア地域研究と高大連携―高校で東南アジアはどのように教えられているか》

9:30
趣旨説明
 桃木至朗(大阪大学)
10:00
報告1:世界史
 印牧定彦(大阪大学大学院生・京都市立堀川高校教諭)
10:30
報告2:地理
 奥村英継(京都府立北稜高校教諭)
11:00
休憩
11:15
報告3:公民
 山本雅康(奈良学園中学・高等学校教諭)
11:45
コメント1:教科教育法の立場から
 中村薫(芦屋女子短期大学)
12:00
コメント2:地域研究の立場から
 吉村真子(法政大学)
12:20
昼食休憩
13:30
会員総会(本館5階51講義室)
14:45
総合討論
16:20
閉会の辞(本館5階51講義室)

パネル4 本館4階44講義室 《東南アジア生態史の構築に向けて》

9:30
趣旨説明
 阿部健一(総合地球環境学研究所)
9:35
生態史プロジェクト―目指したものと成し得たこと
 秋道智彌(総合地球環境学研究所)
10:05
東南アジア大陸山地部の生業の生態史
 河野泰之(京都大学)・富田晋介(東京大学)
10:35
ラオス北部における水牛と人の関わりの変容
 高井康弘(大谷大学)
11:05
休憩
11:20
ラオス水田農民の健康・疾病プロフィール
 門司和彦(総合地球環境学研究所)
11:50
ケシ/アヘンから描く地域生態史-中国・雲南省紅河県の事例研究
 兼重努(滋賀医科大学)
12:20
昼食休憩
13:30
会員総会(本館5階51講義室)
14:45
コメント
 柳沢雅之(京都大学)
15:00
コメント
 中川敏(大阪大学)
15:15
総合討論
16:20
閉会の辞(本館5階51講義室)