東南アジア史学会第68回研究大会プログラム

日時:
2002年11月30日(土)・12月1日(日)
会場:
岡山大学文学部(津島キャンパス: 岡山市津島中3-1-1)

11月30日(土)

会場:文化科学系総合研究棟2F共同研究室

13:00
受付開始
13:30
開会の辞  渡辺 佳成(大会準備委員長)

自由研究発表(1日目)

13:40
港市マカオ黎明期(1550-1650)の社会と経済―周辺海域との関係性から
 岡 美穂子(京都大学大学院)
14:15
ベトナム使節と朝鮮使節の中国での邂逅
 清水 太郎(鳥取県立図書館)
14:50
休憩
15:05
日本占領下のアンダマーン・ニコーバール諸島―軍政・海洋少年塾・「インド独立運動」
 杉本 雄一郎(東京大学大学院)
15:40
ベトナム市場経済移行期の国有企業改革と共産党
 グェン・ティ・ラン・フォン(東京大学大学院)
16:15
休憩

記念講演

16:30
漂流記録と漂流体験―神力丸バタン島漂流史料をめぐって
 倉地 克直(岡山大学)
17:30
終了
18:00
懇親会
 会場:岡山大学ピーチユニオン(南福利施設) 会費:一般会員6000円、大学院生等3000円

12月1日(日)

09:00
開場、受付開始

自由企画 (2企画が同時並行で進行します)

シンポジウム1 《ジャウィ文書研究の可能性
         ―壁としてのジャウィ、橋としてのジャウィ》

(会場:文・法・経1号館3F文学部会議室)

趣旨説明
見えない仕切りを開けて―ジャウィ文書研究の意義と課題
 川島 緑(上智大学)
マレー語圏におけるジャウィの概念
 西尾 寛治(東京女子大学)
植民地支配下のジャウィ研究―蘭領東インドおよび英領マラヤを事例として
 國谷 徹(東京大学大学院)
西スマトラのジャウィ文書―20世紀前半のイスラーム関連出版物から
 服部 美奈(岐阜聖徳学園大学)
ジャワ社会におけるペゴン使用の意味
 菅原由美(東京外国語大学AA研究所共同研究員)
ジャウィ誌『カラム』から見た1950年代のマレー・イスラム圏
 山本 博之(東京大学)
シンポジウム2 《農村と現代政治》

(会場:文化科学系総合研究棟2F共同研究室)

趣旨説明
ベトナム紅河デルタにおける国家と村落の関係―ドイモイ以降の合作社共有地問題を中心に
 岩井 美佐紀(神田外語大学)
イスラーム化をめぐるポリティクス―マレーシア、オラン・アスリの事例
 信田 敏宏(東京都立大学)
スハルト後のジャワ農村における選挙と世代交代―W村の99年総選挙と02年村役選挙から
 内藤 耕(東海大学)
コメント
 北原 淳(名古屋大)
12:30
昼食休憩・委員会
14:00
会員総会 (会場:文化科学系総合研究棟2F共同研究室)

自由研究発表(2日目)

会場:文化科学系総合研究棟2F共同研究室)

15:10
1958年インドネシアの地方反乱に対する米国支援政策の形成過程―1957年を中心として
 吉岡 裕貴(神戸大学大学院)
15:45
インドネシアの国民文化におけるインド系プロデューサーの活動―映画からテレビドラマへ
 小池 誠(桃山学院大学)
16:20
閉会の辞 倉沢 愛子(会長)