学会活性化に向けたアンケートの実施について―ご協力のお願い

2017年6月17日
東南アジア学会会長 飯島明子

 先年当学会が設立以来50周年を迎えた節目にあたり、当時の第26期理事会ではこれを「今後に向けて新しいやり方を考える機会」ととらえて、今期理事会に対し幾つかの申し送りがなされました。それらのうち、今後の学会の在り方の基本に関わる、最も大きく、また迅速に取り組む必要があると考えられる課題は「研究大会開催の回数の見直し」です。
 ご承知のように、研究大会はこれまで(ごく初期を除いて)春季と秋季の年2回開催されてきました。回数の見直しは、具体的には、年2回の開催を年1回に変更することを意味します。この見直し案が浮上してきた背景として、第26期青山会長から二つのことを承りました。一つは、研究大会の会場校の選定、依頼が難しいこと。これにはさまざまな理由が考えられますが、研究大会開催に伴う種々の負担や、東南アジア関係の学会が増えて、研究会等の機会が多くなったことにより、会員の中に疲労感が生まれている可能性を指摘されています。もう一つは、インターネットなどの情報共有手段が発達した現在、年1回の研究大会で十分に学会の役割を果たし得ると考えられること。それにより、如上の研究大会運営に関わる負担の軽減というメリットがあること。
 以上の申し送りを受けて、2016年12月4日の第27期理事予定者会合において話し合った結果、研究大会を年1回の開催に変更するという方針について一応の合意が得られ、検討を開始することを決定しました。この決定は冒頭で述べたように、まずもって学会の50年の歴史を踏まえて、今後を展望すべき時機にあるという自覚に端を発しています。したがって、この機会は、大会運営のテクニカルな問題も扱いつつ、新しい半世紀の歩みを始める学会の在り方全体を、学会活動の重要な柱である研究大会の問題を中心に考える機会と位置付けられます。
 ここで確認しておきたいのは、「研究大会開催の回数の見直し」の目的があくまでも、学会の「活性化」にあることです。今後の検討においては常に、それが「活性化」につながるか否かを精査していきたいと考えます。ちなみに仮に年1回開催に変更することになっても、実施は次期第28期理事会が担当される2019年からとなり、今期には2017年春季・秋季、2018年春季・秋季の計4回の研究大会が実施されます。2018年の秋季大会は、ちょうど100回目の研究大会となります。第100回大会については、会員の皆様からアイディアを頂戴して、有意義な記念大会となるよう工夫したいと考えております。
 先の理事予定者会合ではさらに、「研究大会開催の回数の見直し」の重要性に鑑みて、この問題に関して全会員に対するアンケートを実施することを決めました。アンケートは研究大会の年1回開催への変更の可能性を視野に入れたものですが、学会の「活性化」を最大の目的として、地区例会の在り方や、学会誌についてもお尋ねします。自由記述欄も多く設けていますので、アンケートを通じて、会員の皆様の率直なご意見を是非お聞かせください。
 このアンケートは2017年6月17日から7月17日までの間、ウェブ上で(一部は郵送により)行います。会員の皆様には期間中にもれなくご回答下さいますよう、お願い申し上げます。
 アンケートの結果は集計後に公表し、2017年12月の第98回研究大会時に開かれる総会において、アンケート結果に基づいた何らかの提案を理事会よりさせていただく予定です。

 

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