▼ 2009/05/09(土) 東南アジア学会研究大会ポスタのご案内
東南アジア学会会員各位
第81回研究大会のポスタ(ちらし)を作成いたしましたので、よろしくご活用くださいますようお願い申し上げます。
会員各位におかれましては、ポスタ(ちらし)を印刷していただき、お近くの掲示板等に掲示頂ければ幸いに存じます。
東南アジア学会
総務・加納寛
▼ 2009/05/09(土) 海域アジア史研究会特別例会のご案内
皆様
お元気でご活躍のことと思います。
前回の海域アジア史研究会のご案内でも触れましたが、5月29日(金)~5月31(日)
に大阪大学中之島センターにおいて「アジア世界史学会(Asian Association of World
Historians、略称AAWH)」の第一回国際会議が開催されます。
これに先立ち、5月9日(土)に海域アジア史研究会5月特別例会として、
大阪大学豊中キャンパスにて、AAWHで報告予定の報告者4名によるプレ報告会を
下記のように開催することとなりました。 本番では、各専門分野を代表して、
世界史教育や前近代の広域ネットワークという大きなテーマについて報告しなくては
なりませんので、この機会に、関連分野の皆様のご助言・ご意見を少しでも多く
いただければとおもいます。
案内の末尾に「アジア世界史学会」の案内も記載致しますので、
御一読下されば幸いです。
学会シーズンということもあり、皆様多忙の中とは思いますが、多数の皆様の
ご参加を何卒よろしくお願い申し上げます。
***********************************
海域アジア史研究会5月特別例会
「前近代のグローバルヒストリーと世界史教育」
Pre-modern Global History and Historical Education
***********************************
日時:2009年5月9日(土) 13:15~17:30
会場:大阪大学豊中キャンパス内 待兼山会館(※)2階会議室
※キャンパスマップの35番の建物です。↓
(http://www.osaka-u.ac.jp/jp/annai/about/map/toyonaka.html)
【報告1】
Revitalizing historical research and education: A challenge from Osaka
歴史学と歴史教育の再生をめざして―大阪からの挑戦―
by MOMOKI Shiro (Graduate School of Osaka University)
桃木至朗(大阪大学)
【報告2】
The aspects of Sogdians' trading activities under the Western Turk state
and the Tang empire(Turkのuはuウムラウトです)
西突厥と唐朝支配下におけるソグド人の交易活動の諸相
by ARAKAWA Masaharu (Graduate School of Osaka University)
荒川正晴(大阪大学)
【報告3】
A comparative study of the foreign settlements in Pre-modern Maritime
Asia (tentative)
山内晋次(神戸女子大学)
【報告4】
Contacts between empires and terminals and the role of supra-regional
network: Song-Yuan-Ming transition of the Maritime Asia 960-1405.
帝国―ターミナルの接触と越境するネットワーク
―海域アジアの宋元明移行期960-1405―
by MUKAI Masaki (Graduate School of Osaka University)
向正樹(大阪大学)
※報告・質疑は英語・日本語を交えて行われます。
※報告順は変更になることがございます。
※研究会の後には懇親会を予定しております。また、資料代として200円ご用意下さい。
***********************************
【問い合わせ先】
大阪大学文学部・文学研究科 東洋史学研究室内 冨田暁(東洋史学博士後期課程)
Tel(研究室):06-6850-6111
▼ 2009/05/09(土) 関西地区例会5月ご案内
会員の皆様
以前お知らせしましたとおり、4月18日(土)の関西例会、「フィリピン市民社会の再検討―スラムの視座から」(豊中市千里文化センターにて)、ご参加お待ちしています。
また、5月の関西例会を下記のように開催いたします。今回は、山地と島嶼部でそれぞれ少数民族を対象とする若手研究者のお二人のご発表です。ふるってご出席ください。
日 時 2009年5月9日(土)13:30~17:45
会 場 京都大学東南アジア研究所 稲盛記念館3階中会議室
報告1 下條尚志氏(京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科)
「サイゴン政権下ベトナムの土地政策と山地民―中部高原地域における焼畑耕作地の所有権をめぐって―」
コメント:中田友子氏(神戸市外国語大学)
発表要旨:
近年ベトナムでは、土地不足が深刻な平野部から人口密度が低く肥沃な中部高原
地域へ向かう、マジョリティ・キン族を中心とする開拓移民が急増し、先住の山
地民との間で土地の権利をめぐる争いが頻発している。これまでの先行研究で
は、現政権による新経済区政策や、ドイモイ(刷新政策)以後の自由開拓移民に
よる土地の不法占拠が主な原因であるといわれてきた。
しかし、これらの指摘は1975年以後の時代、すなわちベトナム戦争が終結し、中
部高原にまで社会主義体制が及んだ後の時代を検討の対象としたものである。本
研究では、山地民のローカルな土地に対する考え方と、近代以降に導入された土
地所有概念との齟齬に着目することによって、現在の中部高原の土地問題の根源
をより長い時間軸のなかで捉え直したい。
具体的には、人と土地との関係が激的に変容したといわれるベトナム戦争期のサ
イゴン政権による土地政策を中心に、国家が、土地所有制度の確立を通じて、主
に焼畑を生業としてきた中部高原の山地民社会をどのように支配しようとしたの
か、明らかにする。
依拠した資料など:
①サイゴン政権の政府資料(公報、山地民問題に関する法律文書、政策概説書、
雑誌など) 所蔵場所:ホーチミン市第2公文書館、京都大学東南アジア研究所
図書館、個人
②人類学者の民族誌や報告書 所蔵場所:ウェブサイトからのダウンロード、東南
アジア研究所図書館、個人
報告2 加藤裕美氏(京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科)
「マレーシア先住民社会における生計維持システムの多様性と社会ネットワークの構築」
コメント:山本博之氏(京都大学地域研究統合情報センター)
発表要旨
マレーシア,サラワク州は豊かな自然資源の宝庫として1970年代より伐採産
業,ダム建設,アブラヤシ農園,アカシア植林など経済開発の主眼となる森林開
発を継続的に行なってきた。高度成長期における大規模な森林開発は,州政府に
とって重要な財源をもたらした一方で,開発の対象地に暮らす人々に多大な変化
をもたらした。本発表では,2008年12月~2009年2月に森林開発の対象地に住む
マイノリティ社会でおこなった調査をもとに,周辺環境の変化に伴う 多様な生
業形態の展開と,マイノリティとしての社会的ネットワークの維持について,実
証データをもとに考察する。これまで平等を重視するといわれてきた狩 猟採集
系の社会でありながら,近年の多様な職業選択を背景に,世帯ごとにどのように
生業形態を多様性化させているのかを分析する。また,道路開発の結果, 人々
の移動が盛んになり,他民族や市場経済との接触が盛んになる一方で,人々が従
来築いてきた労働交換や食物の分配、相互扶助などの社会的ネットワークが ど
のように維持、構築されているのかを考察する。
世話人・連絡先
片岡樹・kataoka(at)asafas.kyoto-u.ac.jp
倉島孝行 tkurakura(at)hotmail.com
蓮田隆 hsd(at)cseas.kyoto-u.ac.jp
速水洋子 yhayami(at)cseas.kyoto-u.ac.jp
***************
〒606-8501京都市左京区吉田下阿達町46
京都大学東南アジア研究所
速水洋子