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事務局からのお知らせ/研究会などの案内

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2008年12月の日記

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2008/12/24(水) 【事務局より】業務委託先について

2008/12/24 10:37 お知らせinfo-sea

会員各位

本学会の業務委託先が以下の通り決まりましたのでお知らせします。

東南アジア学会 会員情報係
〒604-0022 京都市中京区室町通御池上る御池之町309番地 京都通信社
電話075-211-2340 ファクス231-3561
電子メールjsseas-db@ml.rikkyo.ac.jp

業務委託は2009年1月1日からはじまります。ただし1月1日から4日までは
年始の休みとなりますので、実際の業務は1月5日からとなります。

なお、会員情報の変更届などは学会HPの以下のページからも行えます。
http://www.jsseas.org/members/changeform.html

東南アジア学会
総務 山本博之

2008/12/22(月) シンポジウム「開かれた社会への支援をめざして:インドネシア・アチェ地震津波支援に対する学際調査より」ご案内

2008/11/25 22:37 研究会・学会などinfo-sea

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共生人道支援シンポジウム
「開かれた社会への支援をめざして
 ――インドネシア・アチェ地震津波支援に対する学際調査より」
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【日時】 2008年12月22日(月)14:00―17:00
【場所】 東京大学駒場キャンパス18号館ホール
【主催】 文部科学省「世界を対象としたニーズ対応型地域研究推進事業
      人道支援に対する地域研究からの国際協力と評価――被災社会
との共生を実現する復興・開発をめざして(研究代表者:中村安秀)」
(「共生人道支援」研究班)
【共催】 東京大学大学院総合文化研究科「人間の安全保障」プログラム
      地域研究コンソーシアム
【後援】 ジャパン・プラットフォーム

【概要】
「人間の安全保障」を求めて人道支援活動がグローバルに展開されている今日、人道支援活動は一部の専門家だけによる活動ではなく、支援者が属する社会や支援される側の人々を含めたさまざまな「協働」の上に成り立っている。人道支援活動において支援する側と支援される側のあいだでどのような「協働」が行われたのか。非政府組織(NGO)などの各支援実施団体が事業を通じて個別に蓄積している情報をどのようにしてお互いに共有可能にするのか。国際協力に携わる実務家とその地域を研究対象とする地域研究者の間ではどのような連携や協力が見られるのか。

文部科学省「世界を対象としたニーズ対応型地域研究推進事業」として採択された「人道支援に対する地域研究からの国際協力と評価―被災社会との共生を実現する復興・開発をめざして」(2006-2010年、研究代表者:中村安秀)では、人道支援活動の評価に関する学際的研究プロジェクトを進めてきた。2008年8月には、2004年12月のスマトラ沖地震津波で未曾有の被害を受けたインドネシア・アチェ州における人道支援活動に関して、学際的チームによる現地調査を行った。

本シンポジウムは、上述の学際的チームによる現地調査を踏まえて行われるが、単に学際的チームによる現地調査の結果を提示するのではなく、人道支援のあり方を問い直す具体的な提言を行うことまで視野に入れて活発に議論を行いたい。国際協力、人道支援、「人間の安全保障」などに関心のある方は、ぜひご参加ください。

【プログラム】
 開会のことば (中村安秀:大阪大学大学院人間科学研究科 教授)
 第1部 講演 14:00-15:00
  1.2004年スマトラ沖地震津浪とアチェ紛争
    (西 芳実:東京大学大学院総合文化研究科助教)
  2.アチェ人道支援学際調査報告
    (中村安秀:大阪大学大学院人間科学研究科教授)
 休憩(20分)
 第2部 パネルディスカッション 15:20-17:00
 ファシリテーター(原田勝広:日本経済新聞社編集委員)
 パネリスト
  1.田中康夫 (日本赤十字社本社事業局国際部開発協力課長)
  2.池上清子 (国連人口基金東京事務所長)
  3.山本博之 (京都大学地域研究統合情報センター准教授)
  4.山本理夏 (NPO法人ピース ウィンズ・ジャパン海外事業部チーフ)
 閉会のことば (木村秀雄:東京大学大学院総合文化研究科教授) 

【申込み・問い合わせ先】
 大阪大学大学院人間科学研究科
 「共生人道支援」研究班 特任研究員 渡邊雅行
 e-mail: relief@hus.osaka-u.ac.jp TEL & FAX: 06-6879-8064 

2008/12/20(土) タイ現地調査に関するセミナーのお知らせ

2008/12/16 15:39 研究会・学会などinfo-sea

東南アジア学会の皆様

ショートノーティスですが、この週末に名大国際開発でタイにおける現地調査の方法
について初心者向けセミナーを実施することにいたしました。みなさまどうぞふるっ
てご参加くださいませ。学生さんへの紹介も歓迎です。

日時:2008年12月20日(土)午後5時から7時
場所:名古屋大学大学院国際開発研究科 5階 第6演習室
講演者:中井仙丈先生(チェンマイ大学日本研究センター副センター長)
題目:「現地調査はなぜ必要か-北部タイ村落部の場合-」
中井先生に、北部タイ農村での1年半の調査体験をもとに、参与観察、エスノグラ
フィック・インタビュー、調査に伴う倫理についてお話しいただきます。

問い合わせ先:大橋厚子
E-mail:ohashi@gsid.nagoya-u.ac.jp

2008/12/20(土) 研究会「カンボジア、アンロン・トム窯跡の諸相」

2008/12/15 22:44 研究会・学会などinfo-sea

東南アジア学会会員のみなさま

寒さもいちだんと厳しくなってまいりました。

このたび、東南アジア・東アジアの陶磁器と窯業技術を専門とされている田畑
幸嗣氏に以下のようにご発表いただくこととなりました。田畑氏の代表的なご
著書としては、先ごろ上梓されました『クメール陶器の研究』(2008年11月、
雄山閣)がございますので、ここにあわせてご紹介申しあげます。

年末の慌しい時期ではございますが、皆様のご参加をお待ちしております。

          記

日時:12月20日(土)16:00~17:30

発表者:田畑幸嗣氏(上智短期大学非常勤講師)

発表題目:カンボジア、アンロン・トム窯跡の諸相

会場:上智大学2号館6階630a会議室
http://www.sophia.ac.jp/J/sogo.nsf/Content/access_yotsuya
当日は正門からお入りください。

(参加自由、事前登録等不要)

以上。

2008/12/20(土) 東南アジア研究会(12月20日)のお知らせ

2008/12/11 9:47 地区例会info-sea

東南アジア学会のみなさま
九州東南アジア研究会のみなさま

早いものでもう師走となり、お忙しい日々をお過ごしと思います。
2008年最後の九州地区例会(九州東南アジア研究会)を
以下のように開催いたします。懇親会は別府湾の美味しいお魚を
準備しておりますので、ぜひご参加ください。お待ちしております。

田村慶子(北九州市立大学)

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東南アジア学会九州例会
(第21回APU東南アジア研究フォーラムと共催)

日時:2008年12月20日(土)、14:30~17:00

場所:立命館アジア太平洋大学、B棟3階SPR1教室
交通アクセスは、以下から。
http://www.apu.ac.jp/home/modules/keytopics/index.php?id=226

発表者(敬称略)と発表タイトル:

葉山アツコ(久留米大学経済学部)
「フィリピン・アップランドの森林資源管理における
住民組織の役割――ミンダナオ・ダバオの開拓村の事例」

近藤まり(立命館アジア太平洋大学
アジア太平洋マネージメント学部)
「紛争地域における企業の社会的貢献プロジェクト:
ミンダナオにおけるAMOREの事例より」

2008/12/16(火) Prof. Anna Tsingによる講演のお知らせ

2008/12/11 22:00 研究会・学会などinfo-sea

会員のみなさま

Prof.Anna Tsingによる講演をお知らせします。

京都大学東南アジア研究所  石川 登

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【タイトル】 Free in the Forest: Popular Neoliberalism and
the Aftermath of War in the U.S. Pacific Northwest

【日時】 2008年12月16日(火)16:30〜18:00

【場所】 京都大学稲盛財団記念館 2階 東南亭(京都大学東南アジア研究所 
     キャンパス内)

Anna Tsing is Professor of Anthropology at the University of California, Santa Cruz, and is internationally recognized as a leading anthropologist. Over the past decade, Anna Tsing has developed a sophisticated ethnographic approach to the study of global connections. Her most recent book entitled Friction: An Ethnography of Global Connections (Princeton University Press 2005) was awarded the Senior Book Prize from the American Ethnological Association. Other publications include:

― Nature in the Global South: Environmental Projects in South and Southeast Asia, co-edited with P. Greenough (Duke University Press, 2003).
― Shock and Awe: War on Words, co-edited with B. van Eekelen, J.
González, and B. Stötzer. (New Pacific Press, 2004).
― In the Realm of the Diamond Queen. Marginality in an Out-of-the-Way Place. Princeton University Press, 1993).
 

【アクセス】http://www.cseas.kyoto-u.ac.jp/about/access_ja.html

【共催】
京都大学地域研究統合情報センター全国共同利用研究『東南アジア島嶼
部における「自然」と「非自然」の境界生成に関する学際的研究』

京都大学東南アジア研究所G-COEプログラム「生存基盤持続型の発展を
目指す 地域研究拠点」)

【連絡先】
石川 登(京都大学東南アジア研究所)
TEL: 075-753-7331
E-mail: ishikawa@cseas.kyoto-u.c.jp

2008/12/15(月) CALL FOR ABSTRACTS: Cambodia and Mainland Southeast Asia at its Margins "Minority Groups and Borders"

2007/08/17 8:23 国際会議info-sea

Center for Khmer Studies (CKS) International Conference Siem Reap, March 14-15, 2008

CALL FOR ABSTRACTS

Cambodia and Mainland Southeast Asia at its Margins:
Minority Groups and Borders

Cambodia and Southeast Asia is undergoing dramatic political, economic and social changes, placing new pressures on minority groups and vulnerable peoples. Some changes are driven by Cambodia’s uniquely troubled history. Other forces are global, affecting Cambodia and all other nations in the region. The conference invites innovative interpretations of "margins," "borders" and "minority groups" in Southeast Asia.

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2008/12/13(土) インドネシア法人類学関連講演会延期のお知らせ

2008/12/11 9:42 研究会・学会などinfo-sea

会員各位

さきほど、京都大学の速水先生から日タイ拠点大学交流事業による国際ワークショップ
のプログラム改訂と一部延期のご連絡がありました。

この延期に伴いまして、12月13日(土)に関西大学で開催予定でありました、
インドネシア法人類学関連講演会の延期することをお知らせ致します。

先般お知らせ致しましたインドネシア法人類学関連講
演会は、関西大学法学研究所 第77回特別研究会
「インドネシアの多様な法制度と法文化―法人類学と多元的法体制」として開催
予定で、日タイ拠点大学交流プログラム共同研究8「変貌する「家族」The
Changing "Family"」のパネルの一員として招聘される予定であった、インドネ
シア大学のイリアント先生に講師をお願いしておりました。

そのため、当該パネルの開催が2月に延期されたということを受け、標記講演会
も、今回は開催を見あわせることにさせていただきます。

改めて、日程のご連絡をさせていただく予定でおりますので、どうぞよろしくお
願いいたします。

京都文教大学
森正美

2008/12/13(土) インドネシア法人類学関連講演会のお知らせ

2008/11/28 18:57 研究会・学会などinfo-sea

東南アジア学会会員の皆様

下記の要領で、インドネシアの法人類学と多元的法体制に関する研究会が実施さ
れます。また、ジェンダー研究にご関心の方にも興味深い議論が可能かと存じま
す。師走の大変ご多忙の時期とは存じますが、どうぞご参集下さいますようご案
内させて頂きます。

森正美
京都文教大学人間学部文化人類学科

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関西大学法学研究所 第77回特別研究会

インドネシアの多様な法制度と法文化―法人類学と多元的法体制

インドネシアは、スマトラ、ジャワ、ボルネオ、セレベス、チモールとニューギニア
の諸島及び付近の島々からなる、アジアでは中国、インドにつぐ東南アジア最大の国
である。約350年間のオランダ植民地を経て1949年に独立した共和国で、人口(2004
年2億38345万人:世界第4位)の約90パーセントがイスラム教徒で占める世界最大のムス
リム国でもある。また法制度に関しては、オランダ法の影響を強く受けつつも、原住
民の固有の慣習である「アダット」(adat:規範的慣習)が、イスラム法たる「シャリー
ア」(sharia)と並んで法としての効力を有している。その意味で一国、一地域内に複
数の法が並存するいわゆる「多元的法体制」をなしている。
本研究会では、過去40年間にわたるインドネシアでの法人類学と多元的法体制研究の
展開を歴史的に辿りつつ、大学を中心とするそれらの研究、教育がいかなる実践的意
義を果たしたのかを検討する。その際、多元的法体制に関する研究、教育がとりわ
けNGOによる実践的活動を通じて、インドネシアの法改革に対していかなる影響を与え
ているかについて明らかにする。また質疑応答、討論においては、インドネシアの女
性がおかれたジェンダーに関する諸問題についても、さまざまな観点から議論した
い(講演は英語)。
           
報告  
Sulistyowati Irianto(ス リ ス ト ワ ティ ・ イ リ ア ン ト)
インドネシア大学法学部准教授・ジェンダー研究所長 

通訳 
森 正美(京都文教大学・法人類学・准教授)
     
企画・司会
角田 猛之(アジア法文化研究班主幹・法学部教授)

コメンテーター
石田 慎一郎(大阪大学人間科学研究科・特任助教)
高野 さやか(東京大学総合文化研究科・博士課程)

日時  
平成20年12月13日(土) 10:00~12:30  

場所
関西大学千里山キャンパス・児島惟謙館1階第1会議室

● 聴講自由  多数のご来場を歓迎いたします。
● 問合せ先  関西大学研究所事務室 〒564-8680 吹田市山手町3-3-35  
TEL 06-6368-1179/ FAX 06-6339-7721
E-mail : hk-adm@www.kansai-u.ac.jp

主催  
関西大学法学研究所
Institute of Legal Studies, Kansai University

*****以上*****

2008/12/13(土) 関西大学グローバルCOE・第1回次世代国際学術フォーラム

2008/11/15 9:21 研究会・学会などinfo-sea

関係各位

関西大学文化交渉学教育研究拠点(GCOE)では、下記のとおり第1回次世代国際学術フォーラムを開催いたします。

参加は無料ですが、参加を希望されます方は、事前に所属・役職・氏名をjisedai@cm.kansai-u.ac.jpまでお送りください。

詳細はホームページhttp://www.icis.kansai-u.ac.jp/news/news08-1107v2jn.htmlをご覧ください。皆様のご参集をお待ちしております。

------【記】-----

【第1回次世代国際学術フォーラム】

境界面における文化の再生産――東アジアにおけるテクスト、外交、他者イメージ、茶文化の視点から

日時:2008年12月13日(土)、14日(日)
場所:関西大学千里山キャンパス以文館4F

【趣旨】
本フォーラムが議論の対象とするのは、東アジアにおける文化の接触領域であり、文化間の境界面である。あらゆる文化は、その社会集団において歴史を越えて定性的に保持され続けるものではなく、接触領域における文化交渉の過程を通して不断に変容しながら、再生産される。文化の接触領域においては、支配者と非支配者、中心と周辺、マジョリティとマイノリティ、先住文化と外来文化など、歴史的・社会的背景も政治的力関係も異なる社会集団が接触する。そこでは、文化が争点となり、文化的な差異が構築され、さらに文化的差異によって境界面が構築される。そして、こうした境界面を通して、人々は自己の文化や他者の文化を絶えず再解釈し、再生産する。本フォーラムでは、こうした問題関心に基づき、とくに東アジアにおける外交、テクスト、他者イメージ、茶をめぐる文化という四つの観点から、文化が再解釈され、再生産されるプロセスを分析し、文化一般における文化交渉の構造を動的に理解する手がかりを模索する。

********【プログラム:12月13日(土)】********

9:30 受付開始

10:00-10:10 開会挨拶 河田悌一(関西大学学長)

10:10-10:20 趣旨説明 西村昌也(関西大学文化交渉学教育研究拠点)

セッション1: 近世東アジアにおける文化交渉としての外交
(英語による発表・英語/日本語による討論)

【セッション趣旨】
外交は、異なる集団間の利害調整を直接交渉によって行う場を生成するという意味で、文化交渉の一つの典型である。欧米的な外交様式が各当事者に曲がりなりにも共有される近代以降とは異なり、前近代の「外交」は各当事者の異なる外交様式・価値観・認識等が交錯し、絶えず表出する文化的差異を包括しつつ展開されていた。本セッションでは特に「近世」期の東アジアに検討対象を絞り、文化交渉の一典型としての外交の諸相について議論したい。その際、議論すべき対象としては、国家権力・社会集団の代表としての「外交官」同士が執り行うような狭義の外交に留まらない。経済的・文化的往来に伴う個別の利害調整や漂流・漂着および漂着民の送還、さらには前近代の外交様式・価値観・認識等がもたらす自己変容と相互作用といった広義の「外交」をも視野に入れ、議論してゆきたい。また同時に東南アジアなど隣接地域との相互比較の可能性も射程に入れてゆきたい。

チェアー:岡本弘道(関西大学・文化交渉学教育研究拠点)

10:20-10:30 セッション1 趣旨説明

10:30-11:00 岡本弘道(関西大学・文化交渉学教育研究拠点)
タイトル:17~18世紀初における琉球王国の構造変容――文化交渉の交差点として

11:00-11:30 ホアン・アイン・トゥアン(ハノイ国立大学歴史学部)
タイトル:17世紀アジア域内交易システムにおけるヴェトナムの位置

11:30-12:00 アリシア・シュリッカー(ライデン大学人文学部歴史研究所)
タイトル:18世紀末のアジアにおけるオランダの外交戦略・実践の比較研究

12:00-12:40 コメントと討論
コメンテーター:濱下 武志(龍谷大学国際文化学部国際文化学科教授)

12:40-13:45 昼食

セッション2:文化の境界面における自己と他者性の交渉――ババ・チャイニーズ、台湾先住民、雲南ムスリム移民の事例から
(英語による発表・英語/日本語による討論)

【セッション趣旨】
本セッションでは、文化の境界面において、自己イメージと他者イメージとがどのように交渉され、構築されているのかについて、三つのコミュニティを事例として議論する。文化の境界面とは公共空間であり、そこにおいて人々は同一性と差異に直面する。歴史上、移住や人口の大量移動の過程においては、「他者性」は「インターカルチュラル」な活動をとおして再定義される。人々は、自らが特別な存在であるということを示すため、他者との差異を探求しようとする。本セッションでは事例研究をとおして、先住民や移民の文化と地域のマジョリティ文化との境界面が、個別の文化的アイデンティティや、インターカルチュラルなアイデンティティを如何に構築するのかを探求する。とくに、ムスリムがマジョリティであるマレーシアにおけるババ・チャイニーズ、植民地期台湾における台湾先住民(タロコ族)、上ビルマに移住した雲南ムスリム移民という三つの事例から、文化の境界面における交渉の動態を研究する。これらのコミュニティが生み出す「他者」像の研究をとおして、文化の境界面における「アイデンティティ」のあり方を議論したい。

チェアー:木村自(関西大学・文化交渉学教育研究拠点)

13:45-13:55 セッション2 趣旨説明

13:55-14:25 ニール・コール・ジン・キョン(マラヤ大学・歴史学部)
タイトル:インターカルチュラリズム、帝国、国民国家――リム・チェン・イン家の肖像

14:25-14:55 日宏煜*(ウミン・イテイ)(ハワイ大学マノア校・人類学部) *火へんに昱
タイトル:日本人に直面する――1895-1945年間のタロコ社会における植民地主義、近代化、伝染性肝炎

14:55-15:25木村自(関西大学・文化交渉学教育研究拠点)
タイトル:「夷地」像の相克――上ビルマにおける雲南ムスリム移民の憑依現象を事例として

15:25-16:05 コメントと討論
タン・チーベン [陳志明](香港中文大学・人類学系、教授)

16:15- 茶会(アジアのお茶紹介)

18:00頃- レセプション


********【プログラム:12月14日(日)】********

セッション3:翻訳の諸相―仏教、イスラームそしてウィキディア

【セッション趣旨】
本セッションでは東アジア、とくに中国において、外来のテキストがどのように翻訳、著述されていったのかについて考察したい。まず具体的に俎上にのぼすのは仏教、イスラームの外来宗教テキストである。仏教経典の漢訳は2世紀から10世紀にかけて、外来僧が中心となって組織的かつ大規模的におこなわれた。かたやイスラームの思想の漢語による著述は17世紀末からようやくはじまり、国内ムスリムが個人的に担う。歴史的、社会的背景もことなる宗教の翻訳、著述に共有されるパターンはあるのだろうか。また一本の補助線として、現代のフリー百科事典『ウィキペディアWikipedia』の中国における翻訳のあり方を考究する。ウィキペディアの「中文」版には大陸、台湾、香港そしてマレーシア・シンガポールそれぞれのタブがあり、「中文」という言語によって相互に翻訳されている。参加型の翻訳システムは仏教が得意とするところであった。文化交渉と翻訳をかんがえるうえで新たな視座を提供したい。

チェアー:佐藤実(関西大学・文化交渉学教育研究拠点)

9:30-9:40 セッション3 趣旨説明

9:40-10:20 宮嶋純子(関西大学・文化交渉学教育研究拠点)
タイトル:漢文仏教文献の成立と展開

10:20-10:50 佐藤実 (関西大学・文化交渉学教育研究拠点)
タイトル:イスラーム漢籍における用語の変化について

10:50-11:20 氷野善寛(関西大学・文化交渉学教育研究拠点)
タイトル:インターネットの中国語―Wikipediaの中国語を中心に

11:20-12:00 コメントと討論
コメンテーター:堀池信夫(筑波大学人文文化学群教授)

12:00-13:00 昼食

セッション4:文化比較ならびに文化的脈略からみた茶

【セッション趣旨】
中国南部や東南アジア大陸部北部を原産とする茶は、中国では六朝期以降盛んに飲用されるようになり、その後、朝鮮、日本にも伝わり、17世紀にはヨーロッパ諸国にも伝わった。そして、各民族文化のなかで飲茶は独自の発展を遂げている。本セッションでは、その飲茶をめぐる儀礼、飲む場やその習慣、関係する物質文化、言語文化などの地域間比較を行い、起源を同じくする飲食文化がどのように変容していったかを概観し、東アジアの中での今後の学際的研究方法にあり方について模索する。

チェアー:西村昌也・大槻暢子(関西大学・文化交渉学教育研究拠点)

13:00-13:10 セッション4 趣旨説明

13:10-13:50 関西大学文化交渉学教育研究拠点若手研究者グループ
タイトル:東アジア文化比較から考えた茶をめぐる文化的脈略

13:50-14:20 櫻庭 美咲(九州産業大学柿右衛門様式陶芸研究センター)
タイトル:ヨーロッパにおける磁器製茶器の発展――肥前磁器製茶器からヨーロッパ製磁器のセルヴィスへ

14:20-14:50増田厚之(学習院大学人文科学研究科史学専攻)
タイトル:中国雲南省の西南地域における茶の商品化――清末民国初頭の普洱*・シプソンパンナーを例に(仮)
 *さんずいに耳

14:50-15:30 コメントと討論
コメンテーター:角山 栄 (前堺市博物館館長 和歌山大学名誉教授)

15:30-15:45 休憩

15:45-16:45 総合コメントと討論
王貞平(シンガポール・南洋理工大学人文学院准教授)

16:45-16:55 閉会の辞 藤田高夫

【連絡先】
〒564-8680 大阪府吹田市山手町3-3-35
関西大学
文化交渉学教育研究拠点(ICIS)事務室
MAIL: jisedai@cm.kansai-u.ac.jp