『東南アジア 歴史と文化』編集委員会からの連絡

編集担当理事の長津です。5月はじめにメールをお送りさせていただいた時の新型コロナウィルス禍が、夏休みまで長引くとは予想だにしませんでした。いまだ先行きが見えない残暑のさなか、次のセメスターの準備に追われている会員も少なくないことと思います。皆さんにおきましては、引き続き体調にどうぞ気をつけてお過ごしください。

さて、本会会誌『東南アジアー歴史と文化ー』編集委員会からのリマインダをお送りさせていただきます。既報のとおり、現在、2021年5月刊行予定の第50号に掲載する原稿を募集しております。締切は9月30日。皆さんのご投稿をお待ちしております。募集する原稿は下記の通りです。

1.単独掲載原稿
a. 論文、b. 研究ノート、c. 書評論文、d. 研究展望、e. 新刊書紹介・書評(「書評への応答」を含む)、f. 資料紹介

2.特集
特集は以下のように構成されます。
・イントロダクション(特集の趣旨を説明するもの)
・論文または研究ノートを合わせて3本以上。

投稿規程に未掲載の点について
以下は第48号からの変更点ですが、まだ投稿規程に反映されていないため、改めてご連絡いたします。

1-e. 新刊書紹介・書評
投稿規程では「書評・紹介」となっていますが、近年の会誌の目次では「新刊書紹介」となっていました。改めて「書評」という語を加えたことによって、2つのタイプの紹介があることを明示します。様々な著作の内容紹介を重視して「新刊書紹介」として掲載する一方で、一部の専門書については内容紹介よりもその議論を深く論じる「書評」としても取り上げます。原稿の内容と形式について編集委員会が検討し、必要があれば一部修正を依頼します。
「書評への応答」では、前号で書評が掲載された著作の原著者が、それに応答したい場合に原稿を受け付けます。掲載前に書評執筆者への連絡はしません。原稿の内容と形式について編集委員会が検討し、必要があれば一部修正を依頼します(場合によっては掲載できないこともあります)。

1-f. 資料紹介
現行の投稿規程にはありませんが、近年掲載が行われているので明記します。これは主に未利用の資料を紹介するものとします。原稿の内容と形式について編集委員会が検討し、必要があれば一部修正を依頼します。

2.特集
これに含まれるイントロダクション、論文、研究ノートは、いずれも本誌の規程に従って、単独掲載の場合と同様の査読を行います。イントロダクションは、論文よりも短いものとします。査読の結果によっては、論文としての投稿でも研究ノートとしての掲載となる場合があります。査読の結果、論文または研究ノートの数が3本を下回った場合は、特集としての掲載はできず、単独の論文、研究ノートとしての掲載となります。今までの研究大会・地区例会で行われたパネル報告の投稿を歓迎しますが、それ以外の企画も投稿できます。

原稿の締切日はいずれも9月30日です。提出先は第28期編集委員会ML(editor28-sea[at]ml.rikkyo.ac.jp)です。

原稿の作成にあたっては、学会HPに上げられている、以下の項目をご参照下さい。
http://www.jsseas.org/東南アジア学会規程集/会誌投稿規程/
http://www.jsseas.org/東南アジア学会規程集/会誌執筆要領/

ただし、上記の追加・変更により投稿規程との間に齟齬が生じている部分については、規程ではなくこのメールの内容を参照して下さい。投稿規程は、所定の手続きを踏まえた上で、早急に改訂して学会HPに掲載します。

ご質問があれば、上記の編集委員会MLまでご連絡下さい。皆さんの積極的な投稿をお待ちしています。

第28期編集委員会
長津一史

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