緬甸勉強会のご案内(会議室の変更)

緬甸勉強会を下記の要領で開催します。
会議室を第1会議室から第2会議室に変更します。

今回はのJICAのカレン州の地域総合開発調査等、長年にわたりカレン州の和平プロセスを調査研究してこられた佐々木さんにお話を伺います。

研究会の後、夕食会も予定しております。

配布資料作成および夕食会の会場確保の都合上、参加される方は末尾の<返信フォーム>にて、ご連絡ください。

日時:7月27日(土)午後3時~午後5時30分

場所:東京大学東洋文化研究所3階第2会議室

発表者:佐々木研(学習院大学非常勤講師)

タイトル:現行和平プロセスとカレン系武装勢力の反応

要旨:
最近、ミャンマー政府は、全国規模停戦合意(NCA: Nationwide Ceasefire Agreement)を柱に和平プロセスを進めており、同プロセスはNCAプロセスとも称されている。国内に数多く存在する武装勢力の一部は同プロセスに参加しているが、参加していない勢力も存在しており、ミャンマーにおける和平プロセスは二重路線化しているといえる。
カレン州を中心に複数存在しているカレン系武装勢力は、NCAプロセスに対して概ね積極的であるが、消極的な勢力、派閥も存在している。他方、和平プロセスが進むにつれてカレン系武装勢力の一部は活動を活発化させており、和平プロセスを複雑化させるような側面も見せ始めている。
本発表では、まず二重路線化している現行和平プロセスの概要について述べ、次にカレン系武装勢力の最近の変遷、各勢力や派閥によるNCAプロセスへの対応と活動内容について報告することにする。

東洋文化研究所の場所は下記のURLを参照してください。)
http://www.u-tokyo.ac.jp/campusmap/cam01_12_02_j.html
http://www.u-tokyo.ac.jp/campusmap/map01_02_j.html

*参加される方は、髙橋昭雄(takahashi_at_ioc.u-tokyo.ac.jp)[(_at_)=@]まで
ご一報ください。

担当:髙橋昭雄

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