第4回在泰京越南寺院景福寺旧蔵漢籍字喃本調査・研究会開催のお知らせ

京都大学東南アジア地域研究研究所では下記の調査研究会を開催いたします。

本調査・研究会にご関心のある方は下記までご連絡ください。

これまで学会メールでお知らせしてきた調査・研究会ですが、今回で全点の料紙調査がほぼ終了する見込みです。今後は、様式・形態調査、テクスト分析の調査・研究とは別途、劣化が甚だしい資料について修復が検討されていきます。全点が一同に会する調査・研究会としては最後の機会となります。

*第4回在泰京越南寺院景福寺旧蔵漢籍字喃本調査・研究会*

*2018年9月29日(土)9時30分~17時30分@稲盛会館3F中会議室*

*2018年9月30日(日)9時30分~15時30分@稲盛会館3F中会議室*

https://drive.google.com/file/d/1_WzDF7rGfU-hxzDcjHdlT1By7-ZOmwc0/view?usp=sharing
https://drive.google.com/file/d/18zgBSS95vn9BGlum36CjtCD137I3DKsV/view?usp=sharing

*概要*

東南アジア地域研究研究所には、故桜井由躬雄氏が80年代半ばにバンコクから招来し『東南アジア-歴史と文化-』(1979 年8 号)
で紹介した漢籍字喃経典資料101冊がある。コレクションは、バンコクの通称ベトナム寺院に蓄積されていた19~20世紀にかけての多様な仏・
道教典や祭文から構成されている。

本調査・研究会では、長らく未整理であったこれらの資料が経典写本を主とするオリジナルであることを踏まえ、日本古文書学・仏教学等専門家を招き、
マテリアルとテクストの両面から東南アジアを越えた広域アジア圏の文献比較研究の可能性を追求する。

*主催・共催研究プロジェクト*

東南アジア地域研究研究所所長裁量経費「第4回漢籍字喃資料調査研究会」(東南アジア地域研究研究所)

東南アジア地域研究研究所東南アジア研究の国際共同研究拠点(IPCR)「東南アジア地域文献の資料論的研究 : ハンノム文献を中心として
」(大阪大学・清水政明)

サントリー文化財団「和紙技術・文化論の再構築をめざして:多言語による記録と伝世資料の比較検討による学際的研究」(高岡法科大学・本多俊彦)

科研基盤 (B)「『図書館資料保存論』に関する基礎的研究」(東京大学・小島浩之)
科研基盤 (B)「逐次刊行物データベースを利用したインドシナ3国出版思潮の研究」(京都大学・大野美紀子)

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